マッカラン・１５年・カスクストレングス（ＳＭＷＳ） 　　　　　　　　　　　　　　　　［スペイサイド・モルト］￥４６５０／ハーフ￥２３５０（税込） グラスから溢れ出す力強い香りは、ダージリンや干し柿、アニス、リコリス、チョコレーズン、シェリー、プルーン、シガーなどを思わせます。　 口に含むと、レーズンやヌガー、ねっとりとした高級チョコアイスのような風味が口いっぱいに拡がり、やがてスパイシーさがゆっくりと増していきます。　 ダークチョコのほろ苦さを残しつつ、シェリーとオランジェットの余韻が長く続きます。 １８２４年創業のマッカラン蒸溜所。　 その華やかで上品な味わいから「スコッチウイスキーの王様」や「シングルモルトのロールスロイス」と称されてきました。　 今回の逸品は、定評ある「スコッチモルトウイスキー・ソサエティー（SMWS）（ＳＭＷＳ）による限定ボトル。　 シェリー樽での追加熟成を経ることで、旨みをしっかりと感じられる力強いものに仕上がった秀逸な味わい。

タリスカー・８年・タイダルチャーン・カスクストレングス 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［アイランド・モルト］￥２２００（税込） 乾いたピート、岩塩、塩クラッカー、洋梨、塩キャラメル、りんご、黒胡椒といった印象的な香りが立ち上がります。　 口に含むと、まずバニラの優しい甘さが広がり、その奥から果実味がそっと顔をのぞかせます。　 やがて胡椒が存在感を示し、気づけば塩味が舌の上に静かに積み重なっていきます。　 余韻はスパイシー＆バニラ。　 その間も心地よいスモーキーな風が吹き続け、納得の美味しさへと導きます。 スモーキー＆ソルティーな味わいで不動の人気を誇るタリスカー蒸溜所が、年に一度だけ発売する「スペシャルリリース・シリーズ」。　 今回は「もしウイスキーが潮の満ち引きの力を利用できたら？」というテーマのもと、潮の満ち引きのように石と水を使って樽の内側を磨き上げ、再生樽を制作。　 その独自の樽がもつ奥深い香りを、8年間の熟成を経て原酒にしっかりと染み込ませています。

ディ・トリッパー・ハーヴェスト-２３.１（ビハインド・ザ・カスク) 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［函館・ウイスキー］￥１７００（税込） ローストアーモンド、ドライフルーツ、フルーツパウンドケーキ、全粒粉ビスケット、コーヒーキャンディーといった香りが立ち上がります。　 若さを感じさせつつも、口当たりは驚くほど優しい。 ドライアプリコットの甘みとナッツの香ばしさが拡がり、続いて潮風のニュアンスと穏やかなタンニンが訪れます。　 余韻には、芳しいコーヒーとシェリー酒の風味がしばらく心地よく続きます。 函館の地で２０２３年１２月に蒸留を始めた「Di Tripper蒸溜所」。 北海道産（中標津）のモルトのみを主原料とするハーヴェストシリーズ第二弾。　 商品名の「23.1」は２０２３年収穫の道産二条大麦を使ったファーストリリースの意。　 蒸留には最先端の「istill（一部連続式ハイブリッド蒸留機）」を使用。　 シェリーのクオーター樽で１年間熟成させています。

コンパスボックス・ネクタロシティ［スコッチ・ブレンドウイスキー］　　　　　￥１２５０（税込） グラスから立ち上るのは、ライチ、桃、パイナップル、シナモン、洋梨、蜂蜜といった、非常に芳醇で魅力的な香り。　 口に含むと、ソフトで優しい口当たりが拡がり、フルーティーな甘さが口内を満たし、ショートケーキを思わせる味わいがふんわりと浮かび上がります。　 余韻はフルーティーでバニリンを感じさせ、シナモンロールの香ばしさが頭の中に巡ります。 ブレンデッドウイスキーのパイオニア、ジョン・グレイザー氏が２０００年に創設したコンパスボックス。　 ウイスキーづくりを“アート”になぞらえ、卓越したブレンド技術で数々の傑作を生み出してきました。 今回の「ネクタロシティ」は、高級パティスリーから着想を得た逸品で、アメリカンオーク樽原酒にこだわりつつ、６ヶ所の蒸溜所から厳選した１１種類の原酒を巧みにブレンドして仕上げられています。

フランソワ・ヴォワイエ・ナポレオン［コニャック・ブランデー］　　　　　　￥２０００（税込） ジャスミン、カラメリーゼしたピーチ、黄色い花、焼きリンゴのバニラアイス添えなど、繊細で濃厚、心やすらぐ香り。　 口に含むと、口当たりは滑らかでしなやか。　 コクのある焼き葡萄が口の中をゆっくりと流れ、濃厚カカオのチョコレートが舌の上でとろけます。　 シナモンとフローラルな余韻も楽しめ、エレガントでありながら力強いボディを感じさせる逸品。　 最高品質のコニャックを生む葡萄栽培地域「グランドシャンパーニュ」産の葡萄100％を原料とした原酒を、14〜20年かけて熟成。　 カラメルや砂糖を一切加えないこだわりを貫き、世界的に高い評価を受けるブランデーハウス「ビバルディ社」が送り出す逸品です。 「そのハウスの実力を知りたいならナポレオンを試すべきだ」と語るフランソワ・ヴォワイエが自信をもって手がけた一本でもあります。

ビヴロスト・ヨーラブロート［ノルウェー・アクアビット］　　　　　　　　　￥１３００（税込） 繊細で華やかな香りは、キャラウェイ、クランベリー、レーズン、アニス、リコリス、エキゾチックなフローラル。　 口当たりはまったりとしており、口に中に流れ込むと、爽やかなハーブが膨張し、リコリスの甘さがその後を追ってきます。　 余韻でも爽やかなハーブは健在で、スパイシーさとフローラルな香りが持続しながら、全体を爽やかさが包まれる逸品。 ノルウェーの北極圏に位置する、世界最北端の蒸溜所「オーロラスピリット」で造られるアクアヴィット。　 アクアヴィットとは、北欧諸国で造られる伝統的な蒸留酒で、じゃがいもなどを原料としたスピリッツにキャラウェイをはじめとする多彩なボタニカルを漬け込んで仕上げられます。　 本品はシェリー樽で12ヶ月以上熟成させた年間限定品で、クリスマスシーズンのために造られる、現地でも人気の高い逸品です。

ミッケラー・ブラック・バーボン樽熟成［デンマーク・ビールスピリッツ］　　￥１１５０（税込） バニラ、焼きいも、アプリコットジャム、完熟した柿、枯葉、そしてスタウトビール特有の甘い香りが立ち上がります。　 サラリとした液質はほのかな甘さを伴い、スルスルと舌の上を流れていきます。　 喉元を過ぎる頃にはホットスパイスが姿を見せ、奥の方からはニガヨモギのほろ苦さが静かに訪れます。 最後には、バニラと焙煎の強いモルトが織りなす余韻がふくよかに広がります。 クラフトビール界のカリスマ的存在「ミッケラー」が手がけるスピリッツ（蒸留酒）。 ビールだけでなく、自社のビールを蒸留して造るスピリッツでも高い評価を得ています。 今回の原料となっているのは、濃厚な黒ビール「インペリアル・スタウト」。　 シャンパン酵母で発酵させた孤高のスタウトを蒸留し、バーボンの熟成に使用された樽でさらに熟成させています。

シャトー・レイモン・ラフォン・２００９ 　　　　　　　　　　　　　　　［フランス・ソーテルヌ・貴腐デザートワイン］￥２２００（税込） 桃のコンポート、かりん、アプリコットジャム、缶詰みかん、ドライパイナップル、蜂蜜、黄色い花、アーモンドといった、芳醇で魅惑的な香り。　 口当たりはビロードのように滑らかで、ねっとりとした質感が蜂蜜と黒糖の甘みとともに舌を優しく包み込みます。　 気づけば口の中はドライフルーツの風味で満たされ、余韻では蜂蜜とドライフルーツに加え、ナッツとフローラルな香りが全身をふんわりと包み込みます。 幸せになりたいなら、この一杯。 デザートワインのトップ・オブ・ザ・トップと言える、ソーテルヌの極甘口・貴腐ワイン。　 超高級ソーテルヌで知られるシャトー・ディケムに隣接する畑で収穫された貴腐ブドウを使用し、ディケムの元マネージャーが、同じセパージュと同じ醸造技術を用いて作り上げています。　 その為、デイケムの血を引く兄弟ワインとして世界的注目の的。　 ２００９年ヴィンテージは５つ星を獲得した最高の出来栄え。