『マックミラ・プレルーディウム』　［スウェーデン・モルト］　　　￥１１００【税込】 麦芽の甘く香ばしい香りとキャラメル、微かにシェリー香も漂ってきます。　 口に含むとしっかりとしたアルコール感と共に、穏やかな甘さとコクのある味わいが楽しめ、口に残る旨味が満足感をもたらします。　 全体的に複雑性があり、存在感のあるモルトです。 ウイスキー評論家「ジム・マーレイ」が９１点の高得点をつけたこのモルトは、スウェーデンの首都「ストックホルム」から北２００キロにある美しい町「ガブル」で作られています。　 原料の大麦、酵母、水、そしてピートに至るまで全てスウェーデン産。 正真正銘、スウェーデンの味がするモルトウイスキーです。 　 創業者のマグダス氏と７人のモルト好きが集まり、１９９９年に蒸留所を設立。　 彼等のこだわりは原料だけに留まらず、６タイプの原酒を作り分け、それを通 常の１／１０以下の小ささの樽に詰めて熟成させます。　 小さい樽ゆえに、なんと３年間で十分な熟成感が得られるそうです。 趣味がこうじて出来上がったシングルモルト、我々モルト好きの心を揺さぶる旨さです。

『エデゥ・シルバー』　［フレンチ・そばの実ウイスキー］　　　　　　￥９００【税込】 清涼飲料水のような瑞々しさ、アプリコットの爽やかな甘さ、ベリー系のフルーティーな清々しさ、これらの香りがグラスから溢れ出ます。　 口の中では、フルーティーな味わいにウッディさが加わり、穏やかに喉元を流れていきます。 何杯でもいけそうな、新しいウイスキーの旨さです。 フランス・ブルターニュ産のこのウイスキーは、なんと“蕎麦の実”を原料としています。　 名前の「エデゥ」とは、この地方に古くからあるブルトン語で蕎麦の意味。 蕎麦好きなのは日本人だけではなく、 ブルターニュ地方ではそば粉で作るガレットが人気料理のひとつになっています。 この蒸留所の母胎が、りんご農園を持つシードル（りんご発泡ワイン）の醸造所だからか、何処かしらシードルやカルバドスのニュアンスを持つ、ユニークで楽しいウイスキーです。　 優しいウイスキーをお探しの方は是非お試し下さい。

『ゴールデンホース・１４年・カスクストレングス』 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［ジャパニーズモルト］　￥９００【税込】 花の蜜やハーブ、コーヒー、バニラ、そしてエレガントな熟成香が鼻をくすぐります。 口に含むと意外にドライで、十分なコクとフルーティーでウッディな味わいが楽しめ、 アルコールの残像と共に、長い余韻が口と心に留まります。 今や世界的にも注目されている「イチローズモルト」　その元祖となるのがこの「ゴールデンホース」です。　 寛永２年（１６２５）創業という古い歴史を持つ、埼玉県秩父にある酒蔵「東亜酒造」。 １９４５年以降には近郊の羽生市でウイスキー製造も始め、１９８３年にはポットスチルも導入して本格的にウイスキーをつくり始めました。　 しかし、２０００年に倒産、買収、そしてウイスキー部門閉鎖となり、その幕を閉じました。 その後、買収先の「日の出みりん」が残り少ないボトルの１つ「ゴールデンホース」を販売、在庫数はあと僅かだそうです。 片や樽に詰められていた原酒は、福島県の「笹の川酒造」に引き取られ、「東亜酒造」の２１代目の肥土伊知郎氏がプロデュースした『イチローズモルト』として販売しています。　 現在、肥土氏は新たに秩父蒸留所を設立、ウイスキー作りを始めています。

『カポヴィラ・アプリコット』　［フルーツブランデー］　　　　　　　￥１８５０【税込】 果 実の恵みを神に感謝したくなる程、心穏やかになる香り。　 グラスに鼻を近付けると、アプリコットを部屋に敷き詰めたかのような錯覚におちいります。　 口に含むと、優しい甘さと繊細な味わいが充満、その感覚はどんどん膨張し、口だけに留まらず体中に拡がっていくかのようです。　 とどめは驚く程長い余韻、気がつけば身体がとろけています。 「私の造ったお酒が欲しいなら、ここまで来て下さい」 と語るは、この「神秘のブランデー」を造る天才職人「ヴィットリオ・カポヴィッラ氏」 蒸留所には看板が無く、通信販売もウェブサイトもありません。 彼は決して思い上がっているのではありません。　 自らの目で厳選した原料を、通常の数倍手間と時間のかかる湯煎式蒸留機を使い、徹底した品質管理のもと造られ、高いレベルの合格点に達しなければ破棄すると言うこだわりぶり。　 その為、極少量しか商品にならず、太い販売網を持つのは不可能なのです。 イタリアに簡単に行けない私たちは、極稀に少量だけ日本に輸入されてくるのを、首を長くして待つしかないのです。　このチャンスに“神秘の味わい”を是非体験して下さい。

『ブラウンブラザース・レイトハーベスト』　［甘口ワイン］　　　　　￥９００【税込】 旨いすぎです、飲みやす過ぎです、危険です！ マスカットやオレンジ、レモン、桃などの熟した果物の香り。　 口に含むと心地よい甘さが心の中まで染みわたり、果実味と酸味の完璧なバランスが楽しめ、後味すっきり。 華やかで爽やか、思わず微笑んでしまう美味しさです。 原料のブドウは「オレンジ・マスカット種」と「フローラ種」のブレンド。 因にフローラ種とはゲヴュルツトラミネール種（ライチの香り）とセミヨン種のブドウの掛け合わせ。 これらのブドウ品種名を聞いただけでも美味しさがうかがえます。 それらのブドウが完熟した後、水分が蒸発し糖分が凝縮されてから遅摘み。　 そのため生産量も限られ、旨味も凝縮されたワインです。 オーストラリア・ヴィクトリア州の北にある「ブラウン・ブラザーズ・ワイナリー」 １２０年もの歴史を持ち、オーストラリアで最も古い家族経営のワイナリーの１つに数えられており、広大なブドウ畑から様々なタイプのワインを作り続けています。