『サンデー・サウンド・ウォッカ』(フレーバードウォッカ)
¥700/45ml【税込】
優しく立ち上がる紫蘇の香り、フルーティーな甘さと濃厚な紫蘇の味、
まさに『あんずの紫蘇巻き』を思い出します。 焼酎の「たんたかたん」のさわやかさを想像していた私は、このフルーティーな
まろやかさに驚かされました。
ニッポン放送が企画し、飛騨の『高木酒造』が製造したこのウォッカは、
米を原材料とした原酒を白樺の炭で濾過して、6年間熟成させたものに
味香を施しています。
日本製ウォッカらしくお米を原材料にしている為、このふくよかな 味わいが出ているのかもしれません。
紫蘇好きの方ならずとも、きっと感動して頂ける逸品です。
『オールバーレル』(コーン焼酎) ¥700/45ml【税込】
「これはいったい何?」 そんな驚きのある味わいです。
製法的には焼酎ですし、原材料的にはバーボン? でも熟成方法はスコッチに
似ているし、なんとも不思議な焼酎です。
驚く程のシェリー香と、さくらんぼの爽やかな果実香、そしてアイスクリーム
(とうもろこし味?)の香りが折り重なっています。 しっかりとしたアルコール感と共に、軽快で甘い味わいが広がります。
熊本の『大石酒造』がコーン焼酎をシェリー樽で3〜5年熟成させた、
とても珍しく焼酎らしくない本格焼酎です。
新しい味わいのニュースピリッツとして最大級のオススメです。
『火の鳥・大古酒・1978年』(米焼酎古酒) ¥750/45ml【税込】
感動の逸品を発見しました!
まず最初の香りは日本酒のような米由来の甘い香り、しかし時間と共に
バニラ香が強くなってきます。そして口に入れると、口中にバニラ香を
伴った芳醇でまろやかな甘さが充満し、鼻から抜ける香りと共に味わい
に拡がりをもたらします。
奈良県の『油長酒造』において、1978年に常圧蒸留で造られた米焼酎を
タンクで20年以上熟成させ、最後に樫の樽で仕上の熟成を2年間させています。
蔵元いわく「おいしい焼酎を造るためには、長い熟成の歳月に勝る技術は無い
ものと確信致しております。時の流れを実感いただければ幸いです。」
と言う程の自信作。
今年の初感動はこれで決まりでしょう。
『ローズバンク
14年・シェリーカスク』(ローランドモルト) ¥950【税込】
ローランドモルトの中で一番人気なだけあり、当店でも入荷すると直ぐに売り
切れてしまうのがこの『ローズバンク』 1993年に蒸留所が閉鎖されたのは本当に惜しまれます。
今回のモルトは、今となっては珍しい3回蒸留の原酒をシェリー樽で 14年熟成させ、低温フィルターをかけず、着色も加水もしていません。
色は黒みを帯びた琥珀色、フルーティーな味わいと共に麦芽の風味もしっかりとあり、
黒糖の香ばしい甘さも味わえます。 そして、心地良い余韻へと続き、穏やかな気持ちにさせてくれます。
『アベラワー・アブナック』(スペイサイドモルト) ¥850【税込】
「アブナック」とは『起源』『家元』という意味のゲール語 このモルトはアベラワー蒸留所の起源ともなる1979年頃に生産されて
いたものを再現したものだそうです。
チェリーブランデーのような味わいと、アルコール感を伴った濃厚で フルーティーな甘さ、そしてクリーミーな舌触りに脳がとろけます。
余韻も長く、飲み終った後の充足感には幸せすら感じます。
シェリー樽により10〜15年熟成されたものの中から熟成のピークに
達したものを厳選してボトリング、低温フィルターも加水もしていません。
オフィシャルのアベラワーの中で一番美味しいと言っても過言ではないでしょう。
『ベンリアック・クリオシタス・ピーテッド』(スペイサイドモルト) ¥750【税込】
操業再開のベンリアックが新しくなって登場です。
創業当時の19世紀スペイサイドのピーティーなモルトを再現した銘酒です。
心地良いピート香とさわやかな麦香。 とても滑らかに喉元を流れてゆきますが、後からスパイシーさが拡がり
ピリピリしてきます。 その後、その刺激が薄れながら、何もなかったかのように余韻が穏やかに
流れてゆきます。
ピート香をつける行程の「フロアモルティング」を現在では珍しくすべて
自社で行っています。 そのこだわりがこのピーティーさを造り上げるのでしょう。
名前の「クリオシタス」とは『好奇心』という意味のラテン語 19世紀のスペイサイドのピーティーさに好奇心をお持ちの方、
是非お試し下さい。
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