『ストラスアイラ・３４年・カスクストレングス（ＳＭＷＳ）』 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ［スペイサイドモルト］￥１９５０【税込】 香りからはシェリーやラム、チェリーブランデー等の芳醇な甘さと、オレンジ等のフルーティーな優しい甘さを感じ取る事が出来ます。　 口に含むと、驚くほどの濃厚な味わいが楽しめ、まるで高級チョコレートやブラックチェリーのシロップ漬けを食べているかのように感じ、甘さからビターへ、そしてドライに変化していきます。　 締めくくりは落ち着きのある、どっしりとした余韻で、複雑さもあり大満足！ スペイサイドで最古の蒸留所であるストラスアイラは、世界売り上げベスト５の「シーバスリーガル」の原酒。　 「シーバスを超えられるのはシーバスだけ」という名文句は有名ですが、このストラスアイラはそのシーバスを超えてしまったのではないでしょうか。

『マノックモア・１５年・カスクストレングス（ＳＭＷＳ）』 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ［スペイサイドモルト］￥１３５０【税込】 プリンやクレームブリュレ、蜂蜜などの癒されるような甘い香りに先ずは圧倒されます。 次に口に含むと、アーモンドチョコレートとドライマンゴの甘さが口一杯に拡がり、しかし決して甘過ぎずに舌の上で溶けていき、ミントやシナモンのさわやかな香りと後味が、長い余韻へ引きずっていきます。 このマノックモア蒸留所は１９７１年創業、スコッチウイスキーの歴史を語る上で欠かせない「ジョン・ヘイグ社」のブレンデッドウイスキー「ヘイグ」や「ディンプル」の核となる原酒として作られました。 「ヘイグ家を知らずしてウイスキーを語るなかれ」という言葉が残されていますが、ヘイグを知らなくてもマノックモアは知っていて損はありません。

『イチローズモルト・秩父・ニューボーン・バーボンカスク・４ヵ月熟成』 　『イチローズモルト・秩父・ニューボーン・ニューカスク・５ヵ月熟成』 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ［ジャパニーズ未熟成モルト］　各￥７５０【税込】 「イチローズモルト」で国内外を問わず非常に高い評価を受けている「肥土伊知郎氏」が、今年２月に埼玉 の秩父に蒸留所を設立しました。　 羽生蒸留所閉鎖から８年の眠りから覚め、蘇ってきたばかりの“命の水”が今回入荷したこの２種類です。 定番のウイスキーが発売されるまでには、まだしばらく時間がかかりますが、今後これらの原酒がどんな熟成をしていくのか、想像しながらお楽しみ下さい。 《バーボンカスク・４ヶ月熟成、大麦品種：ブレマー、ノンピート》 爽やかでクール、大麦などの穀物やハーブの香り。 口の中では予想以上に甘味が拡がり、余韻も楽しめるつわもの。 《ニューカスク＝新樽・５ヶ月熟成、大麦品種：オプティック、ノンピート》 ウッディであたたかい、シナモンやカルダモンの香辛料の香り。　 程よい新樽由来の甘さとビックな余韻。

『ポイエル・エ・サンドリ・エッセンチイア』　［グラッパ］　　　　￥１１００【税込】 香水のように芳醇な香りに、完熟グレープフルーツやライチのフルーティーな甘さと、白い花のような優しい甘さが伴っています。 口に含んでもその優しさは変わらず、とてもなめらかな舌触り、甘くフルーティな味わいがふんわりと口一杯に拡がります。　 しばらくは、鼻から幸福な香りが離れません。 幼馴染みの二人「マリオ・ポイエル」と「フィオレンティーノ・サンドリ」が１９７５年に設立。　 始めは２haの畑のみの収穫でしたが、現在は２６haの畑から２５万本のワインと２万５千本の蒸留酒が生産されています。 これの原料となる葡萄品種は、遅摘みソーヴィニヨンブラン、リースリング、シャルドネ、ゲヴュルツトラミネール、など。　 香りからも一目瞭然、とても良質のものをばかりを使っています。　 様々な葡萄による極上のハーモニーをお楽しみ下さい。

『レルーヴィエ・１９６９』　［カルヴァドス＝林檎ブランデー］　　￥１３５０【税込】 古い年代の物である事がすぐに分かるこの香り。　 祖父の書斎からこっそり持ち出したかのような、不思議な魅力がある香り。 それは、酸味をともなった焼きりんごの甘い香りの中から、悪戯するかのように複雑性に富んだ表情があらわれてきます。　 舌触りはとても滑らかなビロードのよう、そして予想以上に辛口で、長い時間をかけて樽のエキスをたっぷり吸い取った、複雑でスパイシーな味わいが楽しめます。 このアップルブランデーを作る「レルーヴィエ家」の歴史は古く、１６世紀まで遡ることができます。 日本での織田信長や豊臣秀吉の時代から、フランスのノルマンディー地方で林檎や林檎の発泡酒（サイダー）を売買していたそうです。 その長い年月で培ってきた技術は伝統となり、ハイレベルのカルバドスを今なお作り続け、多くのコンテストで数々の賞を受賞しています。

『シャトー・ラトゥ−ル・ブランシュ・１９９６』 　　　　　　　　　　　　　　　　　　［仏ソーテルヌ・貴腐ワイン］　￥１３５０【税込】 アプリコット、パイナップル、ハチミツ、紅茶、天にも昇るような心地良さのある甘い香りが、辺りを包みます。　口に入れた途端、ピーチネクターのようにトロ〜リとした甘い液体がまとわりつくように拡がり、様々なフルーツがハーモニーを奏でます。　喉に流し込むのが勿体ない気がしますがご安心を、その後に素晴らしく長い余韻が待っています。 世界最高のデザートワインであるフランス・ソーテルヌ地区の貴腐ワイン、この地域独特の気候によって生じた貴腐菌が熟れたブドウの皮を破り、そこからブドウの水分を蒸発させ、干しブドウのような甘さと貴腐菌による複雑な香りを生み出します。 その中でも格付け第１級にランクされているこの「シャトー・ラトゥ−ル・ブランシュ」は、１９８０年代後半に新しい支配人を採用してからその頭角をあらわしはじめました。かのワイン評論家「ロバート・パーカー氏」は「あらゆる点からして、今ではソーテルヌのアペラシオンのスーパースターのひとつになった」とこのワインを褒めちぎり、４つ星を献上しています。 当店では毎年１２月恒例の入荷となっている、大人気のソーテルヌ甘口デザートワイン。幸せ運ぶ貴腐ワイン、この機会を逃すと来年まで幸せは訪れません。