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            NEW ARRIVAL 2020.07
 

 

     ■∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽■ CONTENTS ■∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽■

      ◇ 思わず旨いと言ってしまう
        『ロングモーン・19年(フレンズオブオーク)』[スペイサイド・モルト]


      ◇ 飲んだ後も満足感
        『トマーティン・カスクストレングス・12年(SMWS)』[ハイランド・モルト] 


      ◇ フルーツグミ&チョコレート
        『グレンモーレンジ・キンタルバン・12年』[ハイランド・モルト]


      ◇ メープルシロップをたっぷり掛けたパンケーキ
        『サヴァンナ・12年・トロピカルエイジング』[レ・ユニオン産・ラム]


      ◇ 植物たちのエネルギー
        『火の帆・KIBOU』[積丹・ジン]


      ◇ 北海道が誇る、日本トップクラスの白ワイン
        『クリサワブラン・2018(ナカザワヴィンヤード)』[岩見沢栗沢町産・白ワイン]


      ◆その他の新入荷
        『ラフロイグ・カスクストレングス・6年(SMWS)』[アイラ・モルト]

     ■∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽■

        

∞☆∞ 


 ロングモーン・19年・シングルカスク(フレンズオブオーク)[スペイサイド・モルト]¥2200

オレンジクリーム、バタークッキー、花の蜜、アーモンドキャラメル、クローブ、シナモンなど繊細で華やかな香り。 
滑らかな口当たりの液体は、上品な果実の甘さをもたらしながら口の中に流れ込み、清々しいピリッとしたスパイスが舌を包み込みます。 
その後、オーク材と蜂蜜、コショウなどの余韻が心地よさを助長。 
思わず旨いと言ってしまいます。

ウイスキー通やブレンダーに人気の原酒を作る蒸溜所。 
その為、主要なブレンデッドウイスキーの原酒として幅広く使われています。 
ニッカの竹鶴政孝氏もこの蒸溜所を訪れ、 そのシステムと技術を日本のウイスキー作りに役立てたそうです。 
竹鶴さんも魅了され、日本のウイスキーの歴史に多かれ少なかれ影響を与えた味わいをお楽しみ下さい。






 トマーティン・カスクストレングス・12年(SMWS)[ハイランド・モルト]  ¥1500

みかんの表皮、バナナ、タルトケーキ、全粒粉ビスケット、ヨーグルトキャラメルなどの芳醇な香り。
アルコールの刺激は強いものの、それに慣れてくるとバニラカスタードの甘さを舌全体で感じ、ナッツと心地良い苦味が口の中に止まります。 
ヨーグルトキャラメルとハーブの余韻が飲んだ後の満足感を助長させます。

1997年から「宝酒造」が所有する、スコットランドの蒸溜所。 
蒸溜所自体の規模はスコットランド最大級で、全盛時には大量生産により様々なブレンデッドウイスキーの原酒に使われていました。 
しかし20世紀終盤のウイスキー不況によりスチルを減らし、生産量を半減。 
現在の世界的ウイスキーブームにより今後の活躍を期待したい蒸溜所です。






 グレンモーレンジ・キンタルバン・12年/ポート樽フィニッシュ[ハイランド・モルト] ¥900

草だんご、雷おこし、ドライフルーツ、オレンジピール、チョコレート、ミントなどの香り。 
滑らかな口当たりで、フルーツグミやトリュフチョコレートのコクのある甘さの中に、かすかにオレンジの酸味を感じます。 
タンニンを口の中に残し、ドライフルーツとナッツ、オレンジピールの余韻。 
コスパに優れた、飲みごたえありの逸品です。

本場スコットランドで最も人気のある蒸溜所と言われる「グレンモーレンジ」。 
樽を変えての追加熟成(フィニッシュ)に力を入れる先駆者でもあり、20年ほど前に発売されたそのシリーズは人気があり、斬新でした。 
中でも特に評価の高かった「ポートウッドフィニッシュ」の流れを汲むのがこの「キルタルパン」。 
ポートワインの樽で追加熟成しています。






 サヴァンナ・12年・トロピカルエイジング [レ・ユニオン産・ラム]      ¥1500

メープルシロップをたっぷり掛けたパンケーキ、完熟バナナ、黒糖プリン、ココナッツなどの濃厚な甘い香り。
口に入れた途端、トロピカルな甘さが口いっぱいに拡がり、溢れ出そうなほど。 
その後、鼻からじんわりと除光液の香りが抜けていきます。 
余韻では深煎りコーヒーやタバコ、リコリス、エナメルが絡み合いながら持続。 
コニャックカスクのトロピカルエイジングによる逸品。

アフリカ大陸東方のインド洋に浮かぶフランスの海外県「レ・ユニオン島」にあるサヴァンナ蒸溜所。
そこでは知る人ぞ知る、強烈な香りを発するハイエステルのラムが作られています。 
ただし今回入荷したサバンナは、ハイエステルではなく一般的なトラディショナルな製法で作るラム。
しかし、香りはサヴァンナだけあり、パワフルでディープ。 記憶に残る味わいに感動します。






 火の帆・KIBOU [積丹ブルー蒸溜所・ジン]                ¥1150

グラスから放たれる芳醇でパワフルな香りからは、ジュニパーは勿論のこと、ホップやオレンジに加え森林浴をしているかのような、緑緑しい天然の植物を感じます。 
口に含むと、そのまろやかな液体から様々な味わいが顔を出し、艶のある甘さとスパイシーな清々しさを楽しめます。 
余韻も素晴らしく、森を散歩してる途中にお茶を点てているかのようです。

いよいよ、待ちに待った「積丹ジン」の歴史が始まりました。 
アカエゾマツやキタコブシ、エゾヤマモモにエゾミカンなど北海道産や積丹産のボタニカルからなる、「MADE IN北海道 FROM 積丹」のジンです。 
厳しい北の大地だからこそ育まれてきた大自然の中の生命たち。 
その植物たちのエネルギーを余すところなく注ぎ込んだこのジンにはパワーすら感じます。






 クリサワブラン・2018(ナカザワヴィンヤード)[岩見沢栗沢町産・白ワイン] ¥1350

「余計な事はしない」
発売すると直に売り切れる、この大人気のワインを造る『中澤一行氏』はこう言います。
「人が手出しするのは最小限に止め、とてつもない自然の力に任せているんです」

岩見沢市栗沢の青々とした緑に被われた丘陵地帯。 
色とりどりの花や草が生い茂り、蝶が舞い蜂が飛び交う草原のその中に、葡萄の実をたわわにつけた垣根が幾列にも並んでいます。 
除草剤を使わず多くの生物と共生させながら、限りなく自然に近い環境で育てる事によって、葡萄が持つ葡萄本来の美味しさを引き出し、しかもその葡萄に付着している野生酵母で発酵。  
まさに人間の力では成し得ない、自然の力が作り上げたワイン。

希少な為、なかなか飲めるチャンスはないのですが、私の大好きなワインです。
北海道が誇る、日本トップクラスの白ワインを是非ご体験ください。


















 

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