『A&M マッカラン
1989・15年』(スペイサイドモルト) ¥950【税込】
まるでロゼワインのようにオレンジ色がかったピンク色、とても可愛らしい色合いのマッカランが登場です。
トロ〜ッとしてマッタリとした味わい、オレンジピールような甘くフルーティな香り、そしてフィニッシュには長く深い余韻が楽しめます。
香りと味のバランスが上手にとれた逸品です。
“A&M”とは『アンダーソン&モルティマー』の略で、ロンドンのデパート『フォートナム&メイソン』の社長が創設した会社だそうです。
おそらく、そのデパートのオリジナルブランドとして造られているでしょう。
日本の三越でも、こんな美味しいウイスキーを販売してもらいたいものです。
『ローズバンク 1989・13年』(ローランドモルト) ¥750【税込】
1993年に惜しまれながら消えて行った蒸留所の1989年ヴィンテージの逸品です。
とても爽やかなレモンやお花の香りを感じ、微かなクリーミーさと共に爽やかに喉を通
り過ぎます。
マッカランのようにマッタリとしたモルトも大好きですが、こういった爽やかなライトタイプのモルトを飲むと、なぜか私は“ほっ”としてしまいます。
偶然にも上のマッカランとは同じヴィンテージ、飲み比ベるのも面白いですよ。
おもえば、1989年は平成元年ですよね。 なぜか感慨深くなってしまう私でした・・・
『カナディアンクラブ・シェリーカスク』(カナディアンウイスキー)定番化¥750【税込】
なんとも異色なカナディアンウイスキーではないでしょうか。
「ライトタイプでサラッとした飲みやすさ」 これは私のカナダ産のウイスキーの印象ですが、このカナディアンはかなり違います。
バニラやチョコキャラメル、そしてフルーティな柔らかい甘さのする、とても芳醇で奥深い味わいです。
それもそのはず、これはカナディアンとしては珍しく、シェリー樽で2度目の熟成をさせています。
カナディアンの意欲的な新商品、個人的にとても気に入ったのですが、残念ながら今回限りの限定品だそうです。
なんとももったいない事だと思いません? きっと飲むと同感してもらえるでしょう。
『マローロ・バローロ
15年』(グラッパ) 定番化 ¥1000【税込】
香りにはセラピー効果があるそうですが、このグラッパはまさしくセラピー感満載です。
飲むのを忘れるくらい、この香りにウットリしてしまいます。 これって私だけでしょうか?
フローラルな香りとチョコレートパフェのような味が時間と共に七変化。
アフター香も素晴しく、しばらくの間は夢心地になってしまいます。
ここ最近、2種類のマローロ社製グラッパを新商品としてご紹介しましたが、どちらも高品質で素晴しいものでした。
しかし、今回のは間違いなくその上を行く、グラッパを超えたグラッパです。
イタリア産 名醸ワイン『バローロ』の新鮮な搾りかすを蒸留し、アカシアの樽で15年間熟成、その熟成グラッパのコクのある深い味わいをお楽しみ下さい。
この素晴しい香りをお楽しみ頂くためには、ストレートでお飲みになるのをおすすめします。
『w&H ペドロヒメネス 20年』(甘口シェリー) ¥800(60ML)【税込】
これ程までにマッタリとしたペドロヒメネスは滅多にありません。
“煮詰めたプルーン”や“ローストしたレーズン”、“黒砂糖”のような香りと
トロ〜リとした口当たりは、まさしく上品な黒密をなめている感じです。
2〜3日間陰干しされた葡萄、いわゆる干し葡萄で作ったシェリーを20年もの間、
樽の中で成長し熟成が増すのを待ち、最高の状態で瓶詰めされました。
このシェリーを造る『ウィリアムズ&ハンバード』は日本ではあまり認知はされていませんが、世界100カ国以上に輸出され、世界のシェリーマーケットにおいて最大のブランドとして100年以上もの間、飲み継がれています。
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