クライヌリッシュ・１９８９・カスクストレングス・２４年（アデルフィ） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［ハイランド・モルト］　￥１９５０ ジューシーな青リンゴと和梨、レモンやオレンジの皮、次第にバニラや豆乳プリンの香り。 口に含むと表情が一変。まったりとクリーミー、塩入バニラアイスとコショウが口の中から溢れ出そうになります。 その後、スモーキーさも顔を出し、コショウと塩、バニラの余韻がしばら〜く続きます。 さすがは長熟クライヌリッシュ、パワーを感じる卓逸の逸品。 「品質重視」がコンセプトのボトラー『アデルフィ』の限定クライヌリッシュが入荷です。 常に品質を追い求め、大量生産に走らず高品質を維持するために徹底した樽の厳選を行います。 その為、シングルカスクのリリースは圧倒的に少なく、日本では最も入手困難なブランドの１つです。　特に最近は独自に蒸留所を創業開始し、増々目が離せない存在となるでしょう。 ちなみにこのクライヌリッシュは「２３２本限定」の貴重品になります。

ナッポーグキャッスル・１９９４・シェリーフィニッシュ・１７年 　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ［アイリッシュ・モルト］　￥１０５０ 駄 菓子屋のチョコレート、麦芽糖、割立てクルミ、ドライマンゴー、アイスココア、カップ入りバニラアイスの蓋の裏などの香りが優しく鼻を包みます。 口当たりはソフト＆メロー。しっかりとしたコクとまろやかな甘さが舌の上を優しく撫でるように流れ、フランスパンの余韻がとても長く続きます。 この優しさに思いっきり包まれて下さい。 アイルランド西岸のクレア郡にある古城「ナポーグキャッスル」で熟成された趣ある逸品です。 バーボン樽で１５年３ヶ月熟成後、残りの期間をオロロソシェリー樽で追加熟成しています。 ブレンドが主流のアイリッシュウイスキーにおいて、これは希少なシングルモルト。 しかも限定１０００本となれば、飲んでみたくなるのが人間の性ですよね。

ブナハーブン・２００６・カスクストレングス・７年（ＢＢＲ） 　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［アイラ・モルト］　￥９００ 生々しいピート香、そこから立ち上がるスモークの香り。 その他に煙草、海苔、ハーブ、グレープフルーツ、焚火した後の土の香り。 口に含むとダイレクトに塩気を感じ、とてもドライな味わい。 塩気を舌の上に残しながら、コショウと柑橘系の余韻がどっと押し寄せ、身体が火照ってくるのを感じます。 かなり異色の「ブナハーブン」が入荷しました。 通常はピートをほとんど焚かず、スモーキーさのほとんど無い軽い味わいが持ち味なのですが、今回はひと味以上違います。 かなり強くピートを焚き込み，まさにピートモンスター！　 しかも熟成期間が短いので、ガツンガツンとピート＆スモークが押し寄せます。 異次元のブナハーブンは必飲です。

オールド・ウェラー・アンティーク・１０７　　　　　　［バーボンウイスキー］￥６５０ マンゴープリン、キャラメル、シュガートースト、コーヒービーンズ、カカオ入り生チョコレートなどの香り。 口の中では、トロ〜リと甘くてソフト、ボディが厚くリッチな味わい。 舌の上にバーボン特有のビター感を残しながら、バニラの余韻が心地良く続きます。 優しいバーボンがお好きな方には絶対のオススメです。 現在のバーボン界において最も注目されている「バッファロートレース蒸留所」が作る小麦レシピのバーボンです。 勿論、主原料はトウモロコシなのですが、副材料に小麦を使っています。 通常はバーボンの副材料にライ麦を使うのですが、あえて小麦を使う事に因って、芳醇で柔らかな甘さの味わいに仕上げる事が出来ます。

グラン・コラレホ・アネホ　［熟成テキーラ］　　　　　　　　　　　　　　　￥１０５０ エキゾチックで熟成感のある香りの中には、香辛料や南国フルーツが並ぶ東南アジアの市場、年代物のペルシャ絨毯を感じます。 口に入れた第一印象はテキーラとは思えず、ラムやブランデーの容相。 徐々にテキーラらしく、アガベやフルーツシャーベットの甘さが表れ、そしてその後にキュウリの糠漬けが一瞬通 り過ぎビックリ。 フルーティーでエスニックな余韻が楽しめます。 良い意味で洗練されていない、美味しいテキーラです。 テキーラの本場メキシコで常に人気トップ３に入る「コラレホ」の最上位 規格の逸品です。 産地がグアナファト州というだけでも珍しいのですが、その他にも２回目の蒸留にコニャック用の単式蒸留器を使用したり、熟成にはアメリカンオーク樽とメキシカンオーク樽を 使い２４ヶ月以上費やしています。 勿論、ブルーアガベ１００％使用の本格派です。

クリサワ・ブラン・２０１２（ナカザワヴィンヤード）［岩見沢産・白ワイン］　￥１２５０ 白桃、蜂蜜、白い花やハーブの香り。 口に含むと洋梨、白桃、メロン、グレープフルーツなどフレッシュでミネラルを感じる。 口当たりは柔らかく、複雑で、余韻は長く優しい。 （販売元コメント） 「余計な事はしない」 発売すると直に売り切れる、この大人気のワインを造る『中澤一行氏』はこう言います。 「人が手出しするのは最小限に止め、とてつもない自然の力に任せているんです」 岩見沢市栗沢の青々とした緑に被われた丘陵地帯。 色とりどりの花や草が生い茂り、蝶が舞い蜂が飛び交う草原のその中に、葡萄の実をたわわにつけた垣根が幾列にも並んでいます。 除草剤を使わず多くの生物と共生させながら、限りなく自然に近い環境で育てる事によって、葡萄が持つ葡萄本来の美味しさを引き出し、しかもその葡萄に付着している野生酵母で発酵。 まさに人間の力では成し得ない、自然の力が作り上げたワイン。 希少な為、なかなかの飲めるチャンスはないのですが、私の大好きなワインです。