イチローズモルト・９ オブ スペーズ・クリームシェリーＣＦ・２０年 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［ジャパニーズ・モルト］　￥１７５０【税込】 オレンジゼリー、マンゴーアイス、干しイチジク、ドライフルーツの入ったクッキー等の甘い香とシェリーの濃厚な香りが溢れ出ます。　 口の中では濃厚でありながらスムーズ、レーズンの甘さが口に拡がり、ほのかにコクのある苦味で気分が落ち着きます。　 余韻は長く、シェリーがドンドン押し寄せて圧倒。　 シェリーカスクにありがちな甘味が突出した物とは違い、バランスがとても良い仕上がりです。 最近「次のはいつ入荷するの？」と聞かれる事が多くなった『イチローズモルト』 かなり知名度が上がってきたのではないでしょうか。　 今回の『トランプシリーズ』はクリームシェリーカスク仕上げの２０年熟成品。　 シェリー樽好きにはたまらない味わい。やっぱりイチローは旨いのであります。

カリラ・１２年・カスクストレングス（ＳＭＷＳ）［アイラ・モルト］　￥１２５０【税込】 石炭や焚き火の後の炭、焼き栗、スモークホタテの香にやられます。　 口に入れた途端、溢れ出るスモーク香と共に、チョコレートの甘苦さと塩をふったハムステーキが口の中に現れびっくり。 チョコレートのほろ苦さを残しながら、スモークの余韻がいつまでも持続。　 かなり上質な『カリラ』です。 ハズレがないと定評の、「スコッチモルトウイスキー協会（ＳＭＷＳ）」がモルトマニアである会員に向けて発売されるモルト。　 ラベルには一切、蒸留所名は記載されておらず、識別出来るのは４〜５桁の数字だけ。 そして商品毎にタイトルが付けられ、味わいへの好奇心を掻き立てます。　 今回のタイトルは『真の勇者のため』　 我はと思われる方は是非お試し下さい。

アムルット　［インド・モルト］　　　　　　　　　　　　　　　　　　￥７００【税込】 麦芽のふくよかで甘い香、リンゴや蜂蜜、ココナッツ、バニラなども香り期待感が上昇。 口当たりは優しく、口に拡がる程良い甘味には蜂蜜やスパイスを感じます。　 ナッツの甘い香ばしさとスパイシーな余韻。 総合的に飲みやすく、値段以上のボリュ−ムもあり十分満足。　 どこかしらオリエントなニュアンスもあり楽しめます。 以前入荷したものはアルコール６０度オーバーのカスクストレングス品でしたが、今回は加水された４０度品。　 とてもソフトでストレートでも飲みやすいものになってます。 実はインドのアルコール生産量、消費量は共に日本より多く、アルコール大国インドのパワーは侮れません。　 恵まれた自然環境で育まれた本格モルトの味わいは、ウイスキー評論家達にも好評価で大注目。

アブサン・ペロケ　［フランス産・アブサン］　　　　　　　　　　　￥１３５０【税込】 アンジェリカとフェンネルがまず香り、その後にワームウッドやアニスの香が下から押し上げてくるように香ってきます。　 ふきの水煮や太田胃散の香がナントも個性的なのです。　 アルコールの刺激が目に刺さりながら恐る恐る口に運ぶと、想像より口当たりは優しくてビックリ。 一口目は口一杯に拡がる甘味を楽しめ、２口目からはハーブが口の中を独占し、ほのかな苦味とピリピリとした刺激でお祭り状態。 最高の余韻とフレッシュなハーブ感も楽しめる最上級の味わいです。　 私はストレートで試飲しましたが、加水しても味はへたりません。 歴史的なレシピをもとに、パリにある超マニアックなアブサン専門店『ヴェール・ド・アブサン』がプロデュースして、アブサン業界屈指の蒸留所『エミル・ペルノ』が造った“本格フレンチアブサン”が日本に上陸！ 葡萄のスピリッツに良質なハーブを漬け込み、１００年以上の歴史を持つアランビックで蒸留。 その後７ヵ月間オーク樽で熟成させています。

ペレ・ディ・ポーリ　［イタリア産・洋梨ブランデー］　　　　　　　　　　　　￥７５０【税込】 瑞々しい洋梨、白い花、すあまの優しい甘い香、洋梨の芯や皮の香も漂ってきます。 口当たりはとても優しくアルコールの強さを感じません。　 とても上品なほのかな甘さが口一杯に満たされて幸せ感に溢れ、洋梨コンポートの余韻で満足感に満たされます。 洋梨の様々な表情を楽しめる逸品です。 「高く売れ、しかしそれにふさわしい品質を与えよ」 これはポーリ蒸留所の創業者『ジョバッタ・ポーリ氏』の口癖である。 グラッパの聖地ヴェネト州を代表するグラッパメーカーである『ポーリ社』の蒸留所は美術館のように清潔に保たれています。　 それを示す徹底した仕事ぶりは製品にもあらわれ、とても洗練された高品質のオードヴィーを造り続けています。

リレ・ブラン　［仏ボルドー産・甘味果 実酒］　　　　　　　　　　　　￥７５０【税込】 マスカットやハチミツ、オレンジ、黄色い花などフルーティーでフローラル、フレッシュミントの爽やかさもあり、心地良く癒される香り。　 口に含むとほのかに甘くとってもフルーティー、軽い酸味をともなって舌に絡み付き、優しい飲み口で爽やかな気分に誘ってくれます。 １８８７年に造られた『キナリレ』の後継品であるこの甘味果実酒は、ボルドー産のセミヨン種のワインにフルーツリキュールをブレンド、オーク樽で１２ヶ月熟成させました。 一度は飲んでみたいというご要望が多いカクテル『ヴェスパ（ボンド・マティーニ）』 にはこのリレブランは欠かせません。　 滅多に日本に入荷しないリレブランで本物のヴェスパを味わってみませんか。　 勿論そのままでもとっても美味しいです。