アードベッグ・２００７・カスクストレングス・８年（ＳＭＷＳ）［アイラ・モルト］￥１９５０ 襲ってくる香りはモクモクと煙が上がる燻煙機、カリッと焼いたベーコンや肉肉しいソーセージ。　 そして徐々に塩気のあるピートやドライフルーツも香ってきます。　 口に含むとスモーク爆弾が爆発！　　 チョコレートの甘さを感じるものの煙が脳裏に焼きつきます。　 余韻でもしつこい程にスモークが止めを刺しに襲ってきますが、ビターチョコの甘さと燻りがっこの甘さに癒されます。 久しぶりに日本で販売された、スコッチモルトウイスキー・ソサエティ（ＳＭＷＳ）提供の「アードベッグ」。　 大人気の蒸留所である上、常に別次元の高品質モルトをリリースするＳＭＷＳなだけに期待値はＭＡＸ。 恒例のＳＭＷＳ命名のこの逸品のタイトルが「至福の連打」とあれば、ますます期待値ＵＰです。

ロングモーン・２０００・カスクストレングス・１５年（ＯＭＣ） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［スペイサイド・モルト］　￥１６００ バニラビーンズが入ったカスタードクリーム、パイナップル、青肉メロン、完熟アップル、クレームブリュレ、有塩バター、ハチミツ等の香り。　 サラリとしながらオイリーな液体は口の中を滑らかに流れます。　 バニラとハチミツの甘さを感じるクリーミーな味わい。その後、甘さは後を引かずドライに変化。　 余韻ではフルーティーな甘さが再び訪れ、満足感をもたらします。 品質の高さで定評のあるボトラーズメーカー「ハンターレイン社」の看板ブランド「オールド・モルト・カスク（ＯＭＣ）シリーズ」。　 今回の入荷は知名度は低いものの、モルト通たちから絶大な人気を誇る「ロングモーン蒸留所」。　 しかも日本の為に特別にアルコール度数を高めたスペシャルバージョン、しかも限定２３０本の貴重品です。

グレンドロナック・カスクストレングス・バッチ４ 　 ［ハイランド・モルト］　　　 ￥１１００ カラメルコーティングのアーモンド、バニラとチョコのマーブルアイス、ドライイチジク、オロロソシェリー、麦芽オイル等の香り。　 口に含むと強いアルコール感を持つフルボディではあるものの、力強い甘さを持つペドロヒメネスの味わいで口の中は充満。　 華やかでまろやかな、そしてわくわく感満載の余韻がしばらく続きます。 シェリー樽熟成に定評のある「グレンドロナック蒸留所」からの限定品が入荷しました。 「カスクストレングス（樽出アルコール度数）シリーズ」の第四弾は、オロロソとペドロヒメネスというタイプの違うシェリー樽での熟成の後にバッティング。　 より一層シェリー感をふんだんに楽しめる逸品に仕上がっています。

アバフェルディ・１２年　［ハイランド・モルト］　　　　　　　　　　　　　　　　　￥７５０ オレンジピール、ハチミツ、カカオオイル、駄菓子屋のチョコレート、黄色い花などの丸い香り。　 まろやかでボディの厚い口当たり、次第にチョコレートキャラメルが口の中で溶けフルーティーな優しい甘さが楽しめます。　 クリーミーなココアを口の中に残しながら、ピーティーでスパイシーな余韻が優しく持続。　 コスパに優れた逸品です。 アメリカで人気のブレンデッドスコッチ「デュワーズ」のキーモルトとして知られる「アバフェルディ」。　 デュワーズの生産量が多いためシングルモルトとしての販売量が少なく、知名度は低いですが、南ハイランドの典型モルトと言われて高い評価を得ています。

クール ド リヨン・シングルカスク・２３年（Ｃ・ドルーアン） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［林檎ブランデー・カルバドス］　￥２４５０ 繊細でエレガントな林檎の実と花の香り。　 奥から顔をのぞかせるスパイスの香りが林檎の香りに立体感をもたらします。　 シルクのような口当たり、完熟りんごと洋梨、バナナなどの甘さが舌をコーティングする程のボリュームある味わい。　 余韻では焼きりんごの香りがしばらく続き、ジンジャーとペッパーが身体を温めてくれます。 ２０１３年にカルヴァドス生産者としては初めて、欧州ナンバーワンの生産者として表彰されるなど、受賞歴３００回以上の実力を持つ生産者「クリスチャンドルーアン」。 同社が保有する多数の原酒の中から飲み頃になった完成度の高い１樽を厳選。　 日本の為に１８０本限定でボトリングされた貴重な逸品。　 その卓越した美味しさをご体験ください。

チェイス・ウオッカ・アードベッグカスク［英国産ウオッカ］　　　　　　　　　　　￥１０００ 林檎とシトラスの爽やかな香りの中から、ワカメなどの海藻やマッシュポテト、そしてじわじわとスモークが立ち上がってきます。　 口に含むといきなりアードベッグが存在感を現し、穏やかなバニラの甘さを包み込むようにスモークが口の中に充満。　 塩気を伴うピートの余韻を楽しんでいると、一瞬ウオッカであることを忘れてしまいます。 イングランドで自家栽培されたジャガイモを１００％使い作られたウオッカを７ヶ月の間樽熟成。　 使われる樽は、強いスモーキーさが特徴の「アードベック」。　 純粋な味わいのウオッカだからこそスモークが際立つ、超個性的なウオッカに仕上がっています。

グリューネヴァルト・バタヴィア・アラック　［インドネシア ? オランダ］　　　　　　￥７００ 清涼感のあるハーブ、みかん、プラムなどのフルーティーな香りの中から微かにエナメルの良い香りが漂ってきます。　 瑞々しい口当たり、果実の優しい甘さで口の中は満たされ南国のお酒であることを改めて痛感。　 余韻では桃やパイナップルの後にエステルの香りが鼻を掠め、複雑感を助長。　　 独特の力強さを持った味わい。 米、さとうきびで作られたインドネシア産の蒸留酒「アラック」をバタヴィア（現ジャカルタ）の港からオランダに運ばれ樽熟成。　 アジアとヨーロッパが融合した個性的な味わいが魅力的で、第二次世界大戦前後からオランダでは珍重されているそうです。

シャトー・リューセック・２００２（フランス・ソーテルヌ１級） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［貴腐デザートワイン］　￥１５００ チェルシー、みかんの缶詰、かりんシロップ、パイナップル、レモンティー等の優しく癒してくれる甘い香り。　 口当たりはベルベットのようで、ネクターのように舌にまとわりつき、口の中ではみかんの蜂蜜を舐めているようにとろけ、まだまだ元気な甘さを楽しめます。　 余韻では蜂蜜や紅茶、果実、そして奥深い貴腐香がかなり長い間持続し、喜びの時間を引き延ばしてくれます。 特別に完熟させた貴重な「貴腐ぶどう」を使ったデザートワイン。　 その中でもソーテルヌ１級の貴腐ワインは「世界ナンバーワンのデザートワイン」と言われています。 ５大シャトーのひとつ「シャトー・ラフィット・ロートシルト」を手がける「ラフィット・ロートシルト」がオーナーを務めるワイナリー。　 ２０００年に生産設備を新設して品質向上を実現。　 １９９５年から１０年間は実に輝かしいヴィンテージが続いていたそうです。　 その真っ只中の２００２年ヴィンテージは間違いなしの美味しさです。