余市・シングルモルト・２０年　［ジャパニーズ・モルト］ 　　　　　　　　￥２６００ 豊満で円熟した香りからはバナナアラモード、カスタードプリン、ネーブルオレンジ、焼イモが溢れ出てきます。 口に含むと滑らかな口当たりで、ボディが厚く、コクのある甘さが一気に拡がり、気分も高揚。　 タンニンを口の中に残しながら、バニラや蜂蜜の気品ある深い余韻が暫く身体にまとわりつきます。　 貫禄を感じさせる熟成した味わいに感動。 ドラマの影響で人気急上昇の「シングルモルト余市」。　 そのオフィシャルのラインナップの中でトップの地位に君臨するのがこの２０年熟成品です。　 今となっては有名な、世界で唯一余市だけが行う「石炭直火蒸留」。　 それによって生まれた力強い原酒を２０年以上の歳月をかけて、寒冷な余市でゆっくりと熟成。　 古酒ならではの良さを引き出すため、アルコール度数を高く設定（５２％）。　 その個性を生かしながらの味のバランスの取り方は間違いなく超１級品です。 （ハーフショット／半分量でのご注文もお受け致します）

キルホーマン・ロッホゴルム・５年　［アイラ・モルト］　　　　　　　　　　￥１２００ 海の岩場での焚火、そこで焼き残った貝殻、レーズンチョコ、そして圧倒的なスモークと押し寄せるピート香。　 口に含むと、ねっとりとした口当たりに戸惑いながら、ドライフルーツの濃厚な甘さを感じ、その後スモークが炸裂。　 いぶりがっことクローブの長い余韻が続き、暫くスモークが身体からはなれません。 年一回リリースされるシェリー樽熟成の限定品。　 今回はファーストフィルのオロロソシェリー樽のみで熟成。　 キルホーマンの８０％はバーボン樽熟成のため、シェリー樽熟成は希少であり、品評会で金賞を受賞する等のお墨付もあり売り切れ御免の大人気。 因みに「ロッホゴルム」とはこの蒸留所近くにある湖の名前。　 その水はピーティーな味わいで仕込み水に使っているそうです。

エドラダワー・ソーテルヌカスクマチュアード・１０年 ［ハイランド・モルト］￥８５０ ドライ杏子、蜂蜜、イチゴ大福、割り箸、駄 菓子屋のチョコレート、オレンジの外果皮とその内側の白い部分の香りが複雑に絡み合っています。　 口当たりは優しくクリーミー。　 フルーティーな甘さが舌の上を流れ、スパイシーさを残しながらドライな味わいに変化。 その後、オイリーな余韻がゆっくりと訪れます。 僅か３人でこのウイスキーが作られているのは有名な話ですが、創業時にも特筆すべき点があります。 １００年以上続いた密造酒時代が空け、グレンリベット蒸留所が政府公認第一号蒸留所として産声を上げた翌年の１８２５年、８人の地元の農業従事者が共同で蒸留所を始めたのがこのエドラダワー蒸留所です。　 密造酒造りに長けていたその８人の製法は、現在も殆ど変わる事なく受け継がれています。

ジャックダニエル・シングルバレル・エクストラ・クリーミー 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［テネシーウイスキー］　￥１２００ バナナ、シナモン、レーズンパン、ミキプルーン等の芳醇な香りが強く主張。　 口に含むとクリーミーで甘く、フルーツキャラメルとチョコレートの味わいで温かさも感じます。 バニラとスパイス、メープルシロップ等の長く続く力強い余韻が満足感をもたらしてくれます。　 テネシーウイスキーの洗練された美味しさを再確認、いやそれ以上の逸品です。 極旨な限定ジャックダニエルが入荷しました。　 上位銘柄の「シングルバレル」としてリリースできる品質の原酒は全体量 の僅か１／１００。　 その「シングルバレル」規格品の中でも特にクリーミーな味わいのものを厳選し２３４本限定でボトリング。　 特別な熟成庫の中でも更に特別な最上階に位置する「天使のねぐら」と呼ばれる場所にて天使と一緒にゆっくりと成長、熟成しています。

トロワリヴィエール・１９９９　［仏マルティニーク・ラム］　　　　　　　　￥１２５０ ハチミツ、メープルシロップ、上品なシュークリーム、完熟パパイア、セメダイン等の繊細な香りがグラスから立ち上ります。　 滑らかな口当たりで、さらさらっと口の中に流れ込み、じわじわと穏やかな甘さが充満。　 旨味を口の中に残しながら、綺麗なハチミツの余韻を楽しんだ後にチョコレートのビター感が訪れます。 久しぶりに私の大好きな「トロワリヴィエール」が入荷です。　 しかもラムとしてはとても珍しいヴィンテージ品とあれば興味をそそられるのではないでしょうか。　 通常のラムはヴィンテージによる違いは殆どないのですが、「アグリコール製法」で作られるものは、絞り立て１００％サトウキビジュースを原料にするだけあり、違いが顕著に表れます。 それだけ繊細な味わいのアグリコール（農業生産品）ラムをお試しあれ。

アブサンルー・ハーバルワイン　［ハーブ系・甘味果 実酒］　　　　　　　　　￥８５０ 先ず香るのはレモンバームとローズマリー。 その後からシナモン、そして徐々にコリアンダーとニガヨモギが存在感を表して来ます。　 口の中では仄かに甘く、様々なハーブがシンフォニーを奏でます。　 そこに徐々に訪れるグレープフルーツの苦味が暫く止まり、そのハーバル感が倍増。　 ハーブ好きにはたまらない味わいの、今までにない新感覚の美味しさです。 南仏プロヴァンスのフォルカルキエにある、数々のアブサンやパスティスを製造するリキュールの老舗メーカー「ディスティルリ・エ・ドメーヌ・ド・プロヴァンス社」。　 その長年の経験と技術や知識を駆使して、新しいスタイルのハーブのお酒を作っちゃいました。 入念にハーブのブレンドを行い、それを伝統のマセレーション技術で白ワインの中に浸漬。 通常のアブサンのイメージとは違う、アルコール１８％の「アブサンヴェルモット」です。