ラフロイグ・１９９３・カスクストレングス・１９年（ＳＭＷＳ） 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［アイラ・モルト］ ￥１６５０ サバ味噌、カニカマ、コショウ、日差しを浴びた釣り船、焚火にくべた正露丸、そして洋梨の香り。 口の中ではフルーツキャンディーの甘味の後に岩塩が舌に張り付き、次第に表れる心地よいピート香と三位 一体となり美味しさが倍増。 余韻では鯖の燻製がしばらく続き大満足な逸品です。 スコッチモルトウイスキーソサエティ（ＳＭＷＳ）日本支部の２０周年記念ボトル第２弾が入荷です。 ７月に入荷した第1弾にあたる「グレンファークラス」はとてもハイレベルでしたので、今回も期待しちゃってください。決して裏切りませんよ。

イチローズモルト・秩父・ポートパイプ・４年 　［ジャパニーズ・モルト］　￥１１５０ 焼きたてフランスパン、イチゴジャムがたっぷり入ったジャムパンの香りが先ずは鼻をくすぐってきます。 口に含むと、度数（５４,５％）の割に優しい舌触りで、ドライフルーツの入ったフルーツケーキの甘さが穏やかに広がり好印象。 クローブの清々しい余韻が爽やかさをもたらしてくれます。　 個性的な味、香りがウイスキー好きの心をくすぐるのです。 今やモルト好きの間で絶えず話題を呼ぶ「イチローズモルト」。 今回は２種類が入荷していますよ。 先ずこちらは、バーボン樽での熟成の後にポートワインの空き樽で追熟させています。 ポートワインの優しい甘さが生かされた珍しい逸品です。

イチローズモルト・秩父・ちびダル・４年　［ジャパニーズ・モルト］　　　　￥１１５０ 木材工場、栗、メロン、蜂蜜等の香りが強く立ち上がってきます。 口に含むと、強いアルコールの刺激が襲い掛かり、麦芽と蜂蜜の甘さに癒され、その後の香辛料の味わいで落ち着きを取り戻します。 舌に残るコショウを感じながら、餡子、そしてミントへと余韻が変化。 秩父らしさを感じる、しっかりとした味わいの逸品です。 こちらは「ちびダル（クォーターカスク）」での熟成モルト。 シェリー樽の１/４（約１２５リットル）の小ささの樽で熟成させると、短期間で熟成を深める効果 があるため、若いながらも秩父ならではの深い熟成感が味わえます。

ディアストーカー・１０年（ブレイヴァル）　［スペイサイド・モルト］　　　　￥７００ りんごの爽やかな香りに加え、花の蜜や瑞々しい三ツ矢サイダーの香り。 口の中ではサラッと舌の上を流れ、上品な水飴をなめているような甘さを感じる優しい味わい。 余韻にもしっかり麦芽を感じ、ライト・アンド・スムーズ。　 ついつい飲み過ぎてしまいます。 アベルコ社を代表するディアストーカー・シリーズ。　 今回はグレンリベットの兄弟蒸留所「ブレイヴァル（ブレイス・オブ・グレンリベット）」。　 ちなみにディアストーカーとはハイランド地方固有の鹿狩り人の事だそうです。

ジャックダニエル・ホワイトラビット・サルーン　［テネシーウイスキー］　　　￥７５０ 完熟バナナの香りの中に「ジャックダニエル」特有の香ばしいアーモンドの甘い香りと爽快感のあるハーブの香り。 口の中では想像以上に優しい口当たりで、決して甘過ぎないふくよかな味わい。 フローラルでハーブィーな余韻が爽やかな気分にしてくれます。 製法は通常のブラックラベルと同じで度数が３度高いだけなのですが、味わいはより豊潤に仕上がっています。 アメリカの西部開拓時代にジャックダニエルの創業者「ダニエル氏」が仲間を集めて楽しむ場所として造った酒場が「ホワイトラビット・サルーン」。　 西部劇によく出てくる酒場のイメージそのものだったそうです。 その酒場の誕生１２０周年を記念して今回のボトルは造られました。 腰に拳銃、頭にテンガロンハット、ビリーザキッドのいでたちで飲みたいものです。 ちょっと無理かな・・・

カヴァリン・ゲヴュルツトラミネール・バリック・シリージオ ［グラッパ］　￥１０５０ ピーチグラッセ、ハチミツ、黄色いりんご、和梨などのとても上品で気品のある香り。 滑らかな口当たりで、繊細な味わいの中にハチミツやフルーツの優しい甘さ。 花の余韻がとても長く、お花畑の中にいるかのような気分になります。 欠点が見つからない程の上質なグラッパに癒されてください。 日本未入荷のグラッパが登場です！　 気品あるボトルの形を見ただけで、その味わいの上質さが伺える逸品。 ライチやバラの薫り高い葡萄である「ゲヴュルツトラミネール」の搾りかすを原料にするグラッパは珍しく、しかも桜の木樽で３年間熟成させています。 伝統を重んじ新しい事にチャレンジする、ガヴァリン社の気合いを感じる美味しさです。

デュポン・ジュース・ド・ポム　［カルヴァドス原料用りんごジュース］　　　　￥７００ すりおろし林檎や林檎コンフィチュールが目の前に今にでも浮かんでくる鮮やかな香り。 口に含むと自然な林檎の甘さがじんわりと拡がり、微かな酸味とのバランスは完璧。 甘味料を加えて甘さを強調させた林檎ジュースとは一線を画した美味しさです。 林檎ブランデー（カルヴァドス）やシャンパンを加えると格別な味わいになりますよ。 林檎の生産からボトリングまで、一貫して家族経営で管理しているこだわりのカルヴァドス（林檎ブランデー）生産者である「デュポン社」。 同社のカルヴァドスはフランスにある数々の三ツ星レストランをはじめ、世界中の高級飲食店で提供しており、カルヴァドスの名門として名を馳せています。 その原料である林檎ジュースを砂糖や添加物を一切含めず瓶詰。 本来は生産者しか味わう事が出来ない貴重なジュースです。