グレングラント・３０年・カスクストレングス（ＳＭＷＳ） ［スペイサイド・モルト］ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￥３７００（３０％割）／ハーフ￥１８５０ バナナシェイク、完熟ピーチ・マーマレード、アップルカスタード、ナツメグ、クローブなど、刺激を感じさせない長期熟成により完成された柔らかい香り。　 口に含むとビロードのように滑らかな口当たりで重厚。　 枝付きレーズンやマーマレードの上品な甘さが口一杯に充満。　 余韻では完熟パイナップルやオーク材の甘い香りが暫く続き、最上の喜びで締めくくられます。　 最近出会うことが少なくなった３０年熟成の貴重品です 間違いなく最上級の味わい。　 何故なら、ウイスキーのコア集団「ＳＭＷＳ」の３５周年記念ボトルだからというだけでなく、モルトウイスキーのパイオニア「グレングラント」が丁寧に作り上げた３０年熟成だからです。　 ２７年間オロロソシェリー樽で熟成後、１stフィルのペドロヒメネス樽で後熟させています。　 至福のひと時をお過ごしください。

グレンロセス・１０年・シェリーバット（オーシャンズ）［スペイサイド・モルト］　￥１４００ ミルしたばかりのコーヒー豆、シェリー、レーズン、香木、アーモンドキャラメル、粒コショウの等の香り。　 口の中ではボディが厚くコクがあり、ナツメヤシやドライイチジクなどのしっかりとした味わい。　 ジンジャー菓子とタンニンを口の中に残しながら、ビスケットやドライフルーツ、トウモロコシの余韻が訪れ、満たされた時間が過ごせます。 全生産量のわずか５％しかシングルモルトとしてリリースされないグレンロセス。　 残りの９５％はカティサークやフェイマスグラウスのブレンド用原酒として使われ、欠かせない存在となっています。　　 今回のボトルは当蒸溜所の十八番であるシェリー樽熟成。 安心して楽しめる、ホッとする味わいです。

ピートフェアリー・１０年（ＳＭＷＳ）　［ブレンドモルト］　　　　　　　　　　　￥１４００ 湿ったピート、紅茶の茶葉、潮風、アサリの燻製、太田胃散、バタートースト、青草などの香り。　 口に含むと、程よいスモークを感じさせながら、厚切りベーコンやバニラ、胡椒が口の奥まで行きわたります。　 口の中では塩辛さが暫く続き、ししゃもの燻製が余韻に出現。　 ピートのバランスが優れた逸品です。 ＳＭＷＳがリリースする限定ブレンデッドモルトの第２弾が登場、その名も「ピートの妖精（ピートフェアリー）」。　 スモーキーでエステリーな「アイラモルト」とフルーティーでバニリンな「スペイサイドモルト」をブレンドしています。　 想像しただけで美味しさがわかります。

ロイヤルブラックラ・１２年・カスクストレングス（ケイデンヘッド） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［ハイランド・モルト］　￥１０００ キャラメル、パイナップル、マンゴー、ホワイトチョコレート、胚芽クラッカーなどの香り。　 口に含むとホットな刺激と共にドライな味わい、ハチミツやビターオレンジが徐々に拡がってきます。 その後、ぺッパーを舌の上に残しながらオイリーな余韻。　 ハチミツやチョコレートが暫く持続し、楽しい時間がやってきます。 １８３５年に蒸溜所として初めての王室御用達となり、ロイヤルワラントを獲得。　 ハイランドを代表する古典的なモルトと言われています。　 今回のボトラーズ会社はスコットランド最古の「ケイデンヘッド」。　 同社は圧倒的なコスパも魅力の一つですが、長きにわたり培った目利きによる品質の高さには定評があります。

マローロ・バローロ・２０年　［グラッパ］　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￥１７５０ グラスから溢れ出すパワフルな香りはアニスや干し柿、パイプ煙草、ワックスを塗ったマホガニーの高級タンス等。　 口の中ではとても滑らかで複雑な口当たり、複雑な味わいのフルボディ。　 コクのある甘さを持ちながら、次第にドライへと変化していきます。　 余韻もパワフルで、ウッディ、ドライフルーツ、ナツメグ、カカオが押し寄せてきます。　 圧倒されるくらいのパワーを秘めた、飲みごたえ充分な満足感溢れる逸品。 現代の洗練されたグラッパ作りの先駆者であるマローロ氏。　 土地と葡萄の個性をグラッパに表現するために新しい手法を開発。　 繊細なアロマと味わいのハーモニーを見事に表現しています。　 原料はイタリアワインの王様と言われる「バローロ」の厳選したネッピオーロ種の搾りかす。　 熟成には１２年間オーク樽、残りの８年間はアカシアの樽を使っています。

ハンプデン・７年（メゾン＆ヴェリエ）　［ジャマイカ・ラム］　　　　　　　　　　￥１０５０ 熟れすぎたバナナ、アプリコットのグラッセ、ドライマンゴー、瞬間接着剤、ニスを塗ったばかりのウッドハウスなど力強く、はっきりとした香り。　 口に含むとパワフルでデリケートな味わいを持つ液体は、シナモンシュガーやクローブ、ドライフルーツを感じさせながら鎮座。　 その後、ハーブの爽やかさを残しながらスパイシーでウッディな余韻。 記憶に残る味わいです。 本国のジャマイカでは「ラム・ファイヤー」という銘柄で有名なハンプデン蒸留所。 ここで、世界的にトップレベルの高濃度エステルのラムが作られます。　 通常この種の原酒は少量だけを味わいのアクセントとしてラムにブレンドしたり、お菓子やタバコの香料に使うのですが、そのままシングルで飲むと得も言われぬ香りの体験ができます。 （注：私は大好きですが、好き嫌いのハッキリする強烈な香りと味なのでご注意下さい）

シタデル・レゼルヴ・２００８　［フランス産・熟成ジン］　　　　　　　　　　　　　￥８００ すみれ、ラベンダー、オレンジキャンディー、バニラ、レモングラッセ等、とても芳醇な香り。　 口に含むとトロリとした優しい口当たりで、シトラスの上品で爽やかな液体が口の中を満たしていきます。　 松や白檀のオリエンタルでフローラルな余韻が暫く持続。　 不思議と癒しの効果を感じさせてくれる味わいです。 通常のシタデル・ジンよりボタニカルの種類を増量、しかも樽熟成させた年間限定生産のスペシャルなジン。　 ボタニカルはヨモギや柚子など２２種類（通常のジンは１０種類程度）。　 熟成にはコニャック樽などを使い半年程ソレラシステム熟成。　 今回の入荷は２００８年ヴィンテージなので、１０年ほど瓶内熟成させた奥深い味わいが楽しめます。

シャトー・レイモン・ラフォン・２００７ 　［仏ソーテルヌ・貴腐デザートワイン］　￥１３００ レモンティー、かりんシロップ、アプリコットジャム、蜂蜜など、とろける程の甘美な香り。　 粘性を持った蜂蜜のような液体。　 その何者でもない妖艶な甘さは口の中を支配し、聖水を舐めているような幸せなひと時が訪れます。　 その後、蜂蜜がかかったパンケーキのようなグラマラスな余韻にうっとりしてしまいます。　 まさに飲む極上デザートです。 このシャトーでは、ソーテルヌの孤高「ディケム」の真隣の畑で栽培された卓越したクオリティーの葡萄を、「ディケム」の元醸造長が、「ディケム」と同様の葡萄の選別と醸造方法で造り上ています。　 今や知る人ぞ知る「ソーテルヌの無冠の帝王」として高評価を獲得。　 最近ではノーベル賞の受賞晩餐会のデザートワインとして度々選出されるなど、輝かしい実績を手に入れています。