ボウモア・１９８７・カスクストレングス・２１年（ＳＭＷＳ） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ［アイラ・モルト］　￥１７００ アプリコットやメロン、蜜の入ったリンゴなどの瑞々しい甘い香り、その後にサバの燻製、トマトの燻製か押し寄せ、徐々にスモーキーさがパワーアップ。　 口の中ではしっとりとした甘さが一気に拡がり、スミレの香りに充たされ、シトラスの清々しさと蜂蜜の甘さが余韻に残ります。 バランスに富んだ、軽快な気持ちにしてくれるパフューミーボウモアの逸材。　 感動する美味しさです。 ボウモアの蒸留所はアイラ島の中程にある首都ボウモアに位置しているが、その味わいも南海岸の激しいモルトと、北海岸の穏やかなモルトとの中間に位 置しています。　 しかし、その個性は際立っており、シングルモルトの売上世界１０位 にランクされる程、世界的に人気を博しています。　 アイラ島産モルトで一番売れているのがボウモアなのです。

エドラダワー・１９９６・ナチュラルカスクストレングス・１３年 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［ハイランド・モルト］　￥１０００ 生キャラメル、バナナ、レーズンなどの濃厚な甘い香り。　 鼻腔に届くアルコールの刺激と共にクローブなどの香辛料が香ります。　 口に含むとボディの厚い味わいと、クリーミーな口当たり、ドライフルーツのネットリとした甘さが三つ巴となり、美味しさのレベルを上げています。　 最近のエドラダワーの中では間違いなくナンバーワンでしょう。 １８２５年、農家の兼業蒸留所として創業。　 秘密の農家小屋で蒸留していたのが始まりと言われています。　 全ての設備がとても小さいのはその為なのですね。　 １００年以上も使い続けている蒸留釜など、現在使用している設備はどれも非常に古く、時空の狭間に取り残されてしまったような空間が蒸留所の中には現存しているそうです。

アラン・ザ・ウエスティー・１２年（アイコンズ・オブ・アラン） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ［アイランズ・モルト］　￥８００ 干し柿、マンゴーアイス、オレンジピール、有塩バターなどの甘くクリーミーな香り。 口当たりはまろやか、ドライフルーツと蜂蜜やバニラの甘さが緩やかに舌の上をゆっくりと流れ、後味に塩辛さと、ピリピリとした胡椒が名残り惜しげに口に残ります。　 元気をもらえ、楽しい気分にさせてくれる味わいです。 スコットランドで最も美しい島の１つとして知られ、王室の避暑地としても利用されたロイヤルアイランド「アラン島」。　 その島にある「アラン蒸留所」のシンボル達の写真をラベルに使用した『アイコンズ・オブ・アラン』シリーズ第３弾が入荷です。　 今回のアイコンはウエストハイランド・テリアの「ルーリー」。　蒸留所マネージャーの愛犬だそうです。　 この可愛い写真はズル過ぎだと思いませんか？

ベルタ・アクアヴィテ・１９８８・２０年　［グラッパ］　　　　　　　　　　￥１２５０ アプリコット、バニラビーンズ、タバコ、なめし革などの芳醇で魅惑的な香り。　 驚く程の滑らかな口当たりで、口の中は穏やかなトロトロの甘味と共に繊細で複雑な味わいに被われます。　 そして、とてもビックな余韻が訪れると同時に、幸せの鐘が鳴り続けます。 グラッパのイメージを覆される、画期的な味わいをお楽しみあれ。 「人に感動を与えるグラッパ」を目指し、葡萄栽培も自ら行うなど、一貫してこだわり尽くした生産を行っている作り手『ベルタ』。　 その最大の特徴はバリック（小樽）による長期熟成ではないでしょうか。　 今や貴重となったトロント産のオーク材をミディアムトースト。 そのバリック樽を使用する事により、繊細で濃厚な味わいを実現。　 ベルタは言います、「これは、進化したグラッパだ！」と。

ロン・デル・バリリット・スリースター　［プエルトリコ・ラム］　　　　　　　￥７００ プルーン、焼きリンゴ、ファンタグレープ、オークの甘い香りなどが次から次へと溢れだします。　 口に含むとソフトでまろやかな液体が舌の上を流れ、果実やナッツの甘さと珈琲のコクが拡がります。　 余韻も楽しく、スモークと珈琲が長く続き、珈琲を飲んだ後のような穏やかな時間を過ごせます。 今やめっきり見なくなった「ロンデルバリリット」　こんなに美味しく、人気もあったのにどうしてなのでしょう。　 これが飲みおさめになるには悲しすぎます。 発売元「フェルナンデス社」が「バカルディ社」のプエルトリコ工場で作られたラム原酒を購入。　 独自にオーク樽で長期熟成させ、ブレンドした物を製品化しています。

ジョセフ・ドラーテン・アイスワイン　［ドイツ・デザートワイン］　　　　　　￥７５０ 蜂蜜や黄色い花の蜜、アプリコットジャム、完熟パイン、マスカットのレーズン、焼きリンゴなどの洗練された芳しい香り。　 キラキラするとろみのある液体を口に含むと、香りを裏切らない甘味が一気に拡がり、パインの酸味と黒糖や蜂蜜の後味と共に、幸せなひとときを過ごせます。　　 甘美で上品、育ちの良いお嬢さんを連想。　 この価格では絶対に味わえない贅沢な味わいです。 本場ドイツの高級ワイン銘醸地ラインヘッセン産の“アイスワイン”が驚きの価格で入荷です。　 −８℃の寒さの中、凍結した葡萄を収穫。　 凍結により葡萄の水分が外へ排出され、糖度とフレーバーが一段と高まった葡萄を圧搾。　 濃縮された果汁で作る、大人気トロトロなデザートワインなのです。　 ところが最近の温暖化の影響で収穫量が極端に少なくなり、価格も急騰中。　 今の内に飲んでおいたほうが良いですよ。