『スプリングバンク・12年・175周年記念ボトル』
(キャンベルタウンモルト)
¥1250
幻の逸品、記念ボトルとして復活 絶大な人気を誇っていた「スプリングバンク12年」はいつしか生産されなくなり、
現存するストックの市場価格は定価の倍以上の値がついています。
そんな、モルトファンが待ち焦がれていた逸品を175周年記念で発売するなんて、
なかなか憎い事をやってくれます。
味わいは「スプリングバンク」らしさがモリモリ出ています。
メロン(焼き立てメロンパンの感じさえあります)やナッツのフレーバーから始まり、
口に含むとマッタリとしたオイリー感と共に、喉が熱くなる程のスパイシーさが
有ります。
この12年物、是非定番化させて欲しいものです。
いかかでしょうか? 「スプリングバンク」の社長さ〜ん!
『マッカラン−グレンリヴェット・レジェンド・13年』
(スペイサイドモルト)¥1000
ウイスキーのノスタルジー、古き良き時代を再現 かつて、「グレンリヴェット」が絶大な人気を誇っていた時代があり、それにあやかろうと沢山の蒸留所が名前の後ろに「グレンリヴェット」を付けて売っていました。
今は大人気の「マッカラン」にもそんな時代があったのです。
このマッカランはそんな量産する前の古き良き昔の味わいを再現し、ラベル表記もあえて「マッカラン−グレンリベット」としています。
香りはシェリーの香ばしさから徐々にドライフルーツに変化し、 口に流し込んだ途端、ペドロヒメネス・シェリーの濃厚な甘さが爆発するかのように
広がります。
まさしく「レジェンド」と呼ぶに相応しい、往年のマッカランを体験してみませんか?
『サゼラック・ライ・18年』(ライウイスキー) ¥900 再入荷
世界一のライウイスキーがやって来ました。
ウイスキーの世界一を決める「ベスト・オブ・ザ・ベスト・2003」の
ライウイスキー部門で2年連続1位に輝いた逸品中の逸品です。
爽やかなライ麦由来の風味、滑らかさとフルーティさが特徴で、 余韻に「黄色い林檎」や「青いマンゴ」の様なニュアンスが有り、とても華やかです。
世界的権威のあるウイスキー評論家「ジム・マーレー」や「マイケル・ジャクソン」
も大絶賛ですが、私のような一介のバーテンダーも微力ながら拍手喝采したいと思います。
年間3600本の限定品、 という事は世界中で1日10本しか開けられないという事ですかぁ?
貴方もその10本の1部分を飲んでみませんか?
『マスネ・ポワールウイリアムス・VEP』(洋梨ブランデー) ¥950 定番化
フルーツブランデーの世界にもし「ミス・コンテスト」があったなら、これは間違いなく「ミス・フルーツブランデー」になったでしょう。沢山の観衆の前で、女王のティアラを冠した姿が目に浮かびます。←ホントか?
洋梨のポワール・ウイリアムス種を原料とし、蒸留された原酒の一番美味しい部分(ミドルカット)だけを長期熟成しています。
ちなみに、ラベル表記の「VEP」とはフランス語の「長期熟成」を意味する言葉の
頭文字を続けたものだそうです。
洋梨のフルーティな香りを、鼻が3倍大きくなったのではと思うくらい強く感じます。
しかも、皮をむかずにそのまま“ガブリッ”とかじった時の味わいに似ています。
果物って皮と果肉の間の部分が一番美味しかったりするんですよね。 余韻はとても長く、しばらくは鼻から洋梨の香りが抜けず、幸せ感が持続します。
『キンタ・デ・サンタ・エフューミア・20年・タウニ−ポート』
(ポートワイン)¥1000
先月の「ホワイトポート・25年熟成」に続いて 、今月は「タウニ−ポート・20年熟成」の登場です。
「タウニ−ポート」とは黒ブドウで作る「ルビーポート」を長期熟成させたもの。
「ルビーポート」のフルーティさが熟成によりドライフルーツやジャムの様な味わいに変化し、それと共に複雑性が増し味わい深いとてもエレガントなポートに変身します。
今回のポートはドライプルーンを口一杯にほお張った時の様な感じがします。
(そんな経験は有りませんが)
甘い花のニュアンスも感じられ、甘い香りのするお花畑を駆け回っているかの様です。
(もちろん、こんな経験も有りません)
先月ご紹介した「ホワイトポート・25年」と合わせてお飲み頂くと、「ポートワイン」の奥の深さがお分かりいただけると思います。
ポートワインの魅力に取付かれた貴方、来月の第3弾をお楽しみに!
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