余市・１９８３・カスクストレングス・２５年（ＳＭＷＳ）　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ［ジャパニーズ・モルト］　￥２２００【税込】 爽やかなピート香、すかさずスモークが押し寄せ辺りを支配、やがて潮風が吹き込みます。　 思わず余市の浜にある番屋での網焼きを連想してしまいます。 革靴やドライバナナの香りもあり複雑。　 口に含み熟成感のあるドライフルーツの甘味を楽しんでいると、鼻から煙がドバァーッ！　 甘味とスモーク香が混じり合うことなく、お互いが強く主張しています。　 余韻もスモーキーが長く続き、とっても楽しめるモルトです。 世界中のモルト愛好家のための組織『スコッチ・モルトウイスキー・ソサエティ』 その会員の為にスコットランドでボトリングし、逆輸入された余市蒸留所の原酒です。 本場スコットランドのモルト通も納得の美味しさ、ワールドクラスの味わいをご体験下さい。

マッカラン・１９９５・カスクストレングス・１４年（アデルフィ） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［スペイサイド　・モルト］￥１３５０【税込】 ミルクキャラメル、ドライデーツ、シェリーのふんわりとした甘い香。 口に含むと珈琲キャンディーの甘さとコクが楽しめ、生キャラメルの口どけのようにマッタリとクリーミー、口の中を滑らかに拡がります。　 余韻はチョコエクレア、微かなビターを感じさせながら長く持続、往年のマッカランを感じさせる『リフィルシェリーカスク』による逸品です。 皆さんの大好物『マッカラン』が久し振りに入荷しました。　 今回は独立瓶詰め業者『アデルフィ』による逸品。　 同社のコンセプトは「常に品質を追い求め、大量生産に走らず高品質を維持する」 と言うだけあり、期待はメガトン級、裏切りなしです。

タリスカー・１７５thアニバーサリー　［アイランズ・モルト］　　　￥１０５０【税込】 まだ火がくすぶる炭の香の奥から、バニラ香が穏やかに漂い、次第に心地よい胡椒が立ち上がって来ます。　 舌の上ではバニラクリームの優しい甘味が支配しますが、のどを過ぎると突然スモーキさで口の中が溢れます。 最後には塩辛さと潮の香りが現れ、心地よいスモーキーやスパイシーと共に長く甘い余韻を楽しめます。 記念ボトルにはハズレなし！ 再発掘！　懐かしの旨〜いモルトを見つけちゃいました。 ２００５年に限定販売された、『タリスカー蒸留所』の創業１７５周年の記念ボトル。 ６年の月日が経ち、私のお気に入りだった逸品に再び再会出来るとは思ってもいなかったです。

イチローズモルト・ファイナルヴィンテージ・１０年 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［ジャパニーズ・モルト］　￥９００【税込】 アプリコットジャム、蜂蜜、メープルシロップの甘い香、木材工場に立ち入った時の甘い木の香り。 口の中ではメープルのトロ〜リとした甘味がマッタリと拡がり、木樽からくるハーブの香が鼻の奥から抜けていきます。　 舌に残る微かなビター感と、長く漂う甘い余韻が、心地良さを保ちながらバランスよく続き、しっかりとしたボディも体感出来ます。 今やモルト好きの常識となっている『イチローズモルト』の美味しさ。　 そのモルトを生んだ『羽生蒸留所』が閉鎖されてから早くも１１年経とうとしていますが、最後の年の２０００年に蒸留されたのがこの『ファイナルヴィンテージ』です。　 因に今現在、蒸留所は秩父に場所を移し、２００８年から蒸留を再開しています。

レオポルド・グルメル・プルミエル・サブール　［コニャック］　　　　￥７５０【税込】 花の蜜、干し柿、高品質バニラの華やかで優しい香が両手を広げるようにして香って来ます。　 口当たりは優しく、程よいアルコール感を確認しながらうっとり。 決して甘過ぎず、辛すぎず、絶妙なバランスの味わいが拡がります。 余韻もしっかりとしていて、香辛料を口に残しながら、華やかさが持続します。　 親しみやすい本格派コニャックです。 ヨーロッパ各国で人気の“こだわり”のコニャック。 その作り手はこう語ります。 「私達が作るコニャックは、ポットスチルから出て来た瞬間から香高く、原酒の複雑さがすぐ分かるほど丁寧に生産されています。 コニャックには添加物が使用されるのが当たり前のようになっていますが、葡萄の個性を最大限に生かす為、私達は添加物を一切使用せず自然の風味が残るように努力しています。 その為によく“色が薄い”と揶揄されますが、我々はむしろそれを誇りに思っています」　 このこだわりをご体験下さい。

幻の瀧・純米吟醸原酒・ウイスキー樽熟成　［日本酒］　　　　　　　　￥８００【税込】 バニラアイスクリームや米こうじの甘い香、熟成ハードチーズの奥深い香がふくよかに香って来ます。 マッタリとした口当たり、優しい甘さと微かな酸味がジンワリと身体に染み渡り、日本人の血を掻き立てます。 そしてキレのある辛口の余韻がまた良いのです。 富山県黒部市にある、明治２０年創業の『皇国晴酒造』　 仕込み水には、北アルプスの雪解け水が１００年かけて湧き出る水“清水”を使用しているそうです。 この酒蔵ご自慢の『幻の瀧』を、スウェーデン王室御用達にもなっているスコッチウイスキー『タプロース』の樽に詰めて熟成。　 １０ヵ月の熟成期間を経て、ウイスキー好きの好奇心をくすぐる日本酒になりました。

ポールジロー・スパークリングジュース・２０１０ 　　　　　　　　　　　　　　　 ［ブランデー原料用ブドウジュース］ 　￥６５０【税込】 毎年恒例の激ウマな「ブランデー原料用ブドウジュース」が入荷しました。 鼻をくすぐるフレッシュな葡萄の香り、今にもとろけそうな蜂蜜に似た濃厚な甘さ、そして安らぎを与えてくれる心地よい酸味。　 今年も旨さ健在です。 無農薬、カラメル等の添加物ゼロ、手摘みによる収穫等々の作りや品質にこだわる「ポールジロー社」のブランデー。　 その原料である葡萄を摘み取り、発酵しないうちに速やかに搾り瓶詰めした、自然そのもののジュースです。 本来なら葡萄の収穫時期にブランデーの蒸留所でしか味わえない、ブランデーになる前の葡萄ジュースの味を１万キロ離れた日本で味わう、なんて私達は幸せなんでしょう。 そのままでも勿論楽しめますが、ポールジローのブランデーと合わせると最高の恍惚感を体験出来ます。