オクトモア・４_１６７　［アイラ・モルト］　　　　　　　　　　　　　　　￥１７５０ いきなり圧倒的なピートスモークが溢れて来ます！　 その奥から顔を出す草原と厩舎、そしてフルーツの香り。　 口の中ではフルーツと蜂蜜の甘さが拡がりながら、スモークに被われます。　 余韻は甘味からハーブへ、そして燻煙へと徐々に変化しながら長い時間が経過。　 スモーキ−なだけでなく様々な香りと味わいが楽しめる面白い逸品です。 オクトモアが持つ「スモーキ−モルト世界新記録」の自己更新は止まる事がありません。 ウイスキーのスモーク度合いを表すのにフェノール値を用いるのですが、オクトモア第１弾の１３１ppmから始まり、１４０ppm、１５２ppmと更新し、そして今回はナント１６７ppm！（ちなみにマッカラン／１ppm、ラフロイグ／平均４０ppm） 「こりゃ〜やり過ぎで危険でないかい」と思いきや、甘味があるのでバランスがとれててスモーキーさが嫌味でないんです。　 恐いもの知らずで危険好きの皆様、お試しあれ！

イチローズモルト・１１年・ミズナラフィニッシュ［ジャパニーズ・モルト］　￥１１００ 白檀や香木、材木、パイナップル、バニラ、マカダミアナッツ等のオリエンタルで甘い香り。　 口に含むとフルーツキャンディーの甘さとハーブの爽やかさが口一杯に拡がり、ミンティーな爽快感が舌に残ります。　 そしてオリエンタルに思いを巡らす余韻が続き、落ち着いた気分にさせてくれます。 当店でも飛躍的に人気急上昇中のイチローズモルト。 今回は羽生蒸留所のファイナルヴィンテ−ジとなる２０００年の希少な原酒を、これまた希少なミズナラ樽（鏡板のみの特別 仕様）で１６〜１７ヵ月のあいだ追加熟成させた渾身作。　 本来、長期熟成でしか発揮出来ないミズナラ樽の良さを、樽の一部分に使用する事により綺麗に生かされています。　 日本古来の樽材を使った「ミズナラ樽」特有のオリエンタルな味わいを、この価格で楽しめるのはありがたい限りです。

モートラック・８年・モンティーリャフィニッシュ（プロヴェナンス） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ［スペイサイド・モルト］　￥８００ コーヒー、チョコレート、タバコ、マンゴー、若いバナナ、モルトキャンデーの香りが、初めは大人しいが徐々に存在感を現す。　 口の中ではミルキーでコクのある甘味を楽しめ、モティーリャが出過ぎずにまとまり、良い影響を提供。 コーヒーを飲んだ後のどっしりとした余韻で締めくくられます。 ウイスキー産業のメッカであるスペイサイド地区、その中にある人口千人たらずの町「ダフタウン」には蒸留所が７つもあります。　 創業１８２３年とその中でも「モートラック蒸留所」は一番古いのですが、それ以前からこの地には多くの密造者が集まり密造酒を造っていたそうです。　 昔も今も、美味しいウイスキー造りに欠かせない環境と素材がここにはあるのでしょう。

ヴォルフベルジェール・アルザマンド・オードヴィー［アーモンドのブランデー］￥７５０ チェリーボンボン、杏仁豆腐、アーモンド菓子、花の蜜などの甘く豊潤な香りが鼻をくすぐり、ずっと嗅いでいたくなります。　 口の中では適度のアルコール感を残しながら辛口。　 サラッとした液体が舌の上を流れた途端、サッと溶けていきます。　 しっかりとしたアーモンドの余韻が心地良く、楽しい気分に導いてくれます。 フランス・アルザス地方の中心に位置する、１００年余の歴史を持つフランス有数の酒造メーカが造る、とても珍しいアーモンドのブランデー。　 じっくり浸出させたビターアーモンドに、伝統のポットスチルで蒸留した杏仁とサクランボをブレンドし、核の風味や素材の特性を最大限に活かす為、長い時間をかけて熟成。　 驚きの味わいに仕上がっています。　先ずは香りを嗅いでみて下さい、ビックリしますよ。

チマヨ・ブランコ　［アガベ１００％・ホワイトテキーラ］　　　　　　　　　　￥６５０ 香りは新鮮で瑞々しく、スイカ、黄桃などのフルーティーな香りと微かにアーモンドの香りがして来ます。 口当たりは優しく、程よいフルーティな甘さと苦味がバランス良く拡がり、サラッとした飲み口。 原材料は１００％ブルーアガベなので満足感もあり、この価格帯ではあり得ない美味しさの本格テキーラです。 テキーラもワインやウイスキーと同じく産地によって味わいがかなり違い、大きく２つに分けられます。 ローランドは３００年以上続く伝統的なテキーラ産地で、辛口でシャープな引き締まった風味が特徴。 対するハイランドは１００年程の歴史の比較的新しい産地で、甘口でフルーティー、繊細で華やかな味わいが特徴。 この「チマヨ」はハイランドにある家族経営の生産者による、こだわりの少量 生産テキーラです。

増毛シードル・ポム・スクレ・２０１０　［林檎・デザートワイン］　　　　　￥１２５０ ホッとするリンゴの濃厚な甘酸っぱい香りから、焼きリンゴや白い花の蜜、アップルジャムを感じます。 口に入れるとねっとりとした幸せを呼ぶ液体が舌に絡み付き、豊潤な甘味と落ち着いた酸味、濃厚な旨味を堪能。　 そして心安らぐ甘い余韻がしばらく続き、爽やかな気分に導いてくれます。 札幌出身の堀井夫妻が２００８年に創業した「増毛フルーツワイナリー」　 ここでは夫婦２人の手により丁寧に、日本有数のシードルを造り上げています。 北海道・増毛町産の１０種類のリンゴを果汁にして氷結。　 凍らせながら水分を取り除き、１／６まで濃縮させ、低温発酵タンクの中でゆっくりと発酵。　 ６ヶ月かけてじっくりと育まれたデザートワイン。　 香料や着色料はもちろん砂糖も一切加えていない、リンゴ本来の天然の甘味。　 通常のシードルとは違う、濃厚で極めて甘いデザートワイン。 堀井夫妻の想いが詰まってます。