ラガヴーリン・・２００７・バーボンシングルカスク（サンジバー） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［アイラ・モルト］　￥２５００ パワフルな燻煙香、タール、キャラメル、完熟マンゴー、高級海苔で巻いた塩おにぎり等の香り。　 口に含み、舌先にマーブルチョコアイスの甘味を感じた途端、炭火が爆発。　 顔中の穴からスモークが吹き出てきます。　 その後の燻煙の余韻の中にカニ身の甘さを感じながら、とてつもなく長いアフター香が持続。　 記憶に残る旨さのウイスキーです。 ドイツでレストランやファッションを手掛ける有名ブランド「サンジバー」。　 最近、ウイスキー業界の重鎮にプロデュースを依頼して、ウイスキーのプライベートボトル界に参入。 コアなモルトマニアに狙いを定めた、高品質な逸品です。

タリスカー・２００８・シングルカスク（ＯＭＣ）［アイランド・モルト］　　　　　￥１７００ 香りは潮風が吹き荒ぶ漁師の番屋小屋と、その場で食べる炭焼きの塩サバ。　 その他に、バニラや塩キャラメルの甘い香りも漂ってきます。　 口に入れた途端、ボリューム感のある蜂蜜とホワイトチョコレートの甘さが拡がり、次第にコショウと塩辛が出現。　 舌に塩気を残しながら、ソルトチョコレートとスモーキーな余韻がとても長く続きます。 大御所ボトラー「ダグラスレイン社」から独立して間もない「ハンターレイン社」。 ダグラスレインの人気シリーズ「オールドモルトカスク（ＯＭＣ）」を引き継ぎ販売しています。本品は、ボトラーズで販売されることがほとんどない「タリスカー蒸留所」の貴重な原酒です。

ベンネヴィス・１９９６・シェリーバット（スノーフレーク）［ハイランド・モルト］　￥１４００ 白桃、りんごチップス、塩のきいたアーモンド、ビターチョコレートなどの癒される香り。 舌の上に流れるワクシーな液体には穏やかな甘さがあり、オレンジマーマレードからジンジャー入りチョコレートへと変化しながら拡がっていきます。　 余韻ではオレンジワックスやチョコレート、ドライアプリコットが暫く持続。　 出しゃばらずに個性を主張しています。 １９８９年からニッカウヰスキーが所有するスコットランドの蒸留所「ベンネヴィス」。 この蒸留所の１９９０年代原酒は独特なフルーツフレーバーで人気急上昇中。　 これからの季節、暖かい部屋でゆっくりと味わいたい逸品です。

クライヌリッシュ・１９９７・シェリーバット（クーパーズチョイス） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　［ハイランド・モルト］　￥９５０ 干し柿、レーズン、ドライイチジク、パウンドケーキ、潮風、乾木材などの香り。　 口に含むとドライフルーツがたっぷり入ったパウンドケーキの甘さが一気に拡がり、フィニッシュに向けてスパイスが顔を出してきます。　 スムースでリッチな味わいのコスパに優れた１杯です。 高品質で低価格なのが嬉しい「クーパーズ・チョイス」から一世代前の懐かしラベルのボトルが入荷しました。 今回は「スコッチウイスキーのすべての要素が入った、完全なるテイスト」が特徴といわれる「クライヌリッシュ」蒸留所からの逸品です。

クロ・ル・プリウー・１９７５［仏アルマニャック・ブランデー］　　　　　　　　　　￥２３５０ 芳醇でふくらみのある香りからはキャラメルや枝付きレーズン、メープルとアイスを乗せたワッフル、バターを載せたパンケーキを感じます。　 舌に乗せると、細かいアルコール感を伴いながらキャラメルアイスの甘さが絡みつき、一気に気分は高揚。　 鼻からメープルシロップの香りを漏らしながら、ドライフルーツとチョコレートの癒しの余韻が楽しめます。 アルマニャックの中でも最上位畑「バ・アルマニャック地区」で産出される高級ブランデーの入荷です。 しかも現在では衰退してしまったぶどう品種の「バコ」を使用しています。　 この品種は熟成とともに驚くほどの魅力を発揮するそうです。　 その為、安価なブランデーでは敬遠されて現在では栽培しなくなったそうです。 そんな１９７５年産の貴重な古酒がこの価格で飲めるとなれば、否が応にも飲みたくなってしまいます。

ラム・Ｊ.Ｍ・バーボンカスク・２００３　［マルティニーク・ラム］　　　　　　　￥１０５０ バニラビーンズ、モカラテ、ナツメグ、スイートポテト、甘栗などの芳醇で濃厚な香り。 しっかりとしたアルコール感を持ちながらフルボディ。　 口の中では落ち着きのある甘さから徐々にスパイシーな辛さが表出。　 終始バニラの存在感を維持しながら、スパイシーな余韻が長く持続。　 飲みごたえのある味わいで、飲むごとに身体が温かくなるのを体感することでしょう。 フレンチ・アグリコールラムの中でもトップクラスのこだわりを持った「ＪＭ蒸留所」。 今回のボトルはそんなこだわりラムの中から優秀なバーボン樽熟成のラムを厳選し、シングルカスクでボトリングしました。　 しかも加水無しのカスクストレングス。 まして他社と違い、空調の効いた熟成庫でモルトやコニャックと同じ様にゆっくりと時間をかけて熟成させているのでとても繊細な味わいに仕上がっています。

アガバレス・プレミアム・レポサド［熟成テキーラ］　　　　　　　　　　　　　　　￥８５０ ヘーゼルナッツ、バニラービーンズがたっぷり入ったシュークリーム、繊細なアガベシロップ、アロエゼリー、オーク材などの芳醇な香り。　 瑞々しく繊細な口当たり。　コーヒーフロートのようなコクのある優しい甘さで口の中は潤います。　 青唐辛子が心地よいアクセントとなりながら爽快なハーブの余韻が楽しめます。　 テキーラのあらゆる旨さを凝縮させたような美味しさです。 「アガバレス」のテキーラはスタンダード規格品でさえメダルを受賞するなど、様々な品評会で高評価。 その上位規格であるプレミアムシリーズが今年新発売されました。　 原材料アガベの産地と製法にこだわった、数ランクアップした品質に驚き。　 そしてコスパにも驚きです。

シャトー・リューセック・２００２ ［仏ソーテルヌ１級・貴腐デザートワイン］　　￥１６５０ チェルシー、みかんの缶詰、かりんシロップ、パイナップル、レモンティー等の優しく癒してくれる甘い香り。　 口当たりはベルベットのようで、ネクターのように舌にまとわりつき、口の中ではみかんの蜂蜜を舐めているようにとろけ、まだまだ元気な甘さを楽しめます。　 余韻では蜂蜜や紅茶、果実、そして奥深い貴腐香がかなり長い間持続し、喜びの時間を引き延ばしてくれます。 特別に完熟させた貴重な「貴腐ぶどう」を使ったデザートワイン。　 その中でもソーテルヌ１級の貴腐ワインは「世界ナンバーワンのデザートワイン」と言われています。 ５大シャトーのひとつ「シャトー・ラフィット・ロートシルト」を手がける「ラフィット・ロートシルト」がオーナーを務めるワイナリー。　 ２０００年に生産設備を新設して品質向上を実現。　 １９９５年から１０年間は実に輝かしいヴィンテージが続いていたそうです。　 その真っ只中の２００２年ヴィンテージは間違いなしの美味しさです。