『山崎・シングルカスク 11年・No.119.5(SMWS)』(ジャパニーズモルト)
¥1050【税込】
世界でもトップクラスの山崎が2種類入荷しました。
世界中のモルト愛好家が集まる『スコッチモルトウイスキー協会(SMWS)』の会員向けに限定発売されているモルトだけあり、サントリーの自信がうかがえます。
この2つの山崎、同じ年の同じ月に蒸留・樽詰め・瓶詰めされた双子の兄弟。
飲み比べてみると、育つ環境でこんなにも違いが出るものなのかと驚かされます。
なかなか体験出来ないこの飲み比べ、是非お試しあれ。
こちらのモルトはバニラ香がつきやすいといわれる『ホグスヘッド樽』熟成。
熟したアメリカンチェリーと強いキャラメルの甘い香り、微かにプラモデルの香りもします。
口に含むとドライフルーツのドッシリとした甘さが口に拡がり、同時にアルコールの刺激が舌をさし、アルコール感に圧倒されます。
厚みがあり飲みごたえのあるモルトといえるでしょう。
『山崎・シングルカスク 11年・No.119.6(SMWS)』(ジャパニーズモルト)
¥1050【税込】
続いてこちらは、熟成がゆっくり進むといわれる『パンチョン樽』熟成。
爽やかな柑橘系の香り、特にグレープフルーツの香りがしますが、徐々にチョコレートの香ばしく甘い香りが現れます。
口に含むとアルコールの刺激によるピリピリ感が、舌の上を優しく転がる爽やかな甘さにより心地よさに変わっていきます。そして最後にはスパイシーさが顔を出してきます。
この爽やかな飲み口は、食前酒として最高でしょう。
『カリラ・プルミエバレル 1994(ダグラスレイン)』(アイラモルト)
¥1100【税込】
膨大な量のストックを持ち、多種のシリーズを手掛ける『ダグラスレイン』の新シリーズが登場です。
クラシカルなヴィクトリアン朝様式のセラミックデキャンタに入れられ、とても重々しい雰囲気をかもし出しています。
鼻の中で膨らむような麦芽の甘い香りと、鼻に押し付けてくるスモーキーさにまずは圧倒されます。
口に含むとスモーキーさが鼻の奥へと抜け、塩辛さとオイリーさが口一杯に拡がります。微かにスパイシーさもありますが、圧倒的な塩辛い後味とスモーキーな余韻に押しやられてしまいます。
とても印象に残る『カリラ』の1つになるでしょう。
『トロワ・リヴィエール 1996』(ヴィンテージラム) 定番化 ¥850【税込】
時として運命は悪戯を通り越し、悲劇の導火線に火をつける事があります。
2000年 トロワリヴィエール社の熟成倉庫が火災になり、貴重なヴィンテージラムが大量
に焼失してしまいました。 古くは1960年代から90年代の物迄、フレンチラムの中でも群を抜く品質といわれる同社のラムが、美味しい炎を上げ天に召されてしまいました。
最近、同社が発売した新商品は比較的若いヴィンテージのブレンド物。美味しいながらもしっかりと熟成されたヴィンテージ物にはとても及びません。
ところが今回、同社でも殆ど底を付いたであろう貴重なヴィンテージ品が入荷しました。
バニラ香と共に爽やかなスパイシーさが香り、優しくやわらかい甘さが楽しめ、とても繊細で上品な味わいの特級品です。
ラムのイメージを一新させられ、ブランデーを彷佛させる味わいに驚かされるでしょう。
『ゴンザレス・レパント』(シェリーブランデー) ¥850【税込】
“モカジャバ”や“アーモンドフレーバーのコーヒー”の甘く香ばしい香りと共に強いシェリー風味がします。
口に含むと、ビターチョコの甘くほろ苦い味がし、シェリーブランデーとしては辛口ですが、とてもスムースな飲み心地です。
超メジャーなドライシェリー『ティオペペ』を手掛けるゴンザレスピアス社が造る、最高級の『ソレラ・グラン・レゼルバ』規格品です。
シェリーブランデーはオロロソシェリーの樽に詰められ、シェリーと同じ方法、同じ環境で熟成されます。
よって、フランスのブランデーとはまったく違う味わいで、豊かで温かい香りがします。
『エミリオルスタウ・マンサニージャ オロロサ(アルマセニスタ)』
(辛口シェリー)
¥750【税込】
夏にはピッタリの味わい、爽やかでキリッとしていて、ほてった身体を冷まし、疲れをリフレッシュしてくれる、そんな有り難いシェリーです。
強い潮風をうける港町『サンルーカル』。 その町でしか造られない、塩辛さのある『マンサニージャ・シェリー』を酸化熟成させたものです。
要するに、『サンルーカル』で造る『オロロソ』ですが、普通の『マンサニージャ』
や『オロロソ』とは違い独特の個性を持ち合わせています。
このシェリーを飲むと『夏の海』での思い出が甦り、足裏の砂の感触と共に潮風に吹かれる事でしょう。
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