『ローズバンク・1989』(ローランドモルト) ¥900
これは柿です。 この甘い香りはまぎれもなく柿です。
口に含むとこの甘さから次第にオリーブや若い甘草のような、よりドライな
味わいへと変わっていきます。
今迄飲んだローズバンクよりも甘味の要素が多く感じます。
1993年に閉鎖された「ローズバンク蒸留所」
ローランドモルトの中でも特に人気が高く、現在、再開が 検討されているそうです。
たのしみですね!
『スプリングバンク・ファウンダーズ・リザーブ』(キャンベルタウンモルト)¥1000
こっちはバナナです。 このトロ〜とした甘い香りは、甘く熟したフルーツ、特にバナナを強く感じます。
口当たりがとても柔らかくスムース、 そして素晴しく長いフィニッシュにはうっとりしますよ。
名前の『ファウンダース』とは創業者の意味で、このモルトが創業者の
子孫によってプロデュースされた事からきているそうです。
彼によって選び抜かれた数種類の樽をブレンドして、1960年代の 『スプリングバンク』を再現しているそうです。
飲みたくなってきたでしょう〜
『ハーシュ・リザ−ブ・16年』(バーボン) ¥950
幻のバーボンが登場です。
ドイツ系移民の「ハーシュ氏」が I.W.ハ−パーの会社に長らく勤務した
経験を生かし、ライウイスキーでは最大手のミクターズ社から原酒を 買い付け、独自の方法で熟成・商品化させたのがこのバーボンです。
口に含むと香ばしいさが広がり、次第に甘さに変わります。 キャラメルやバニラ、ココナッツの香りが非常に強く、
喉を過ぎた後もしばらくその余韻が楽しめます。 まるでプリンのプールに飛び込んでしまったかのようですよ。
こんなプールなら、溺れてみたいものですね。
『ポルフィディオ・ラム』 (ラム)
¥700(30ml) 定番化
これはとっても不思議なラムです。
味わいが普通のラムとは違うのです。 バニラ香が少なく、かわりにサトウキビの甘い香りが漂います。
製法はフランスの一部のラムに似ていて、 サトウキビの一番絞り100%を天然発酵させています。
実はこの製法、テキーラ作りにも似てるんです。
それもそのはず、このラムはなんとメキシコで作られているのです。 メキシコ産のラムなんて初めて聞きました、もう両手を挙げてビックリです!
ちなみに、このラムを1瓶作るのに、平均25kgのサトウキビを 使うそうです。
ヘェ−、ヘェ−、ヘェ−
『ラ・サクリスティア・デ・ロマテ・オロロソ・30年』(オロロソ・シェリー)¥1200
日本はドライ嗜好が強いらしく シェリーでもフィノやアモンティリャードなど
ドライタイプに人気が集まっています。
しかし、それらとは熟成方法が全く違う「オロロソ」タイプは 芳醇で複雑、しかも深みが違います。
スイート、ドライタイプのシェリーしか飲んだ事のない方が 「オロロソ」を飲むと、シェリーの別
世界に驚かれる事でしょう。
雑誌『ワイン王国』に 「飲みつけると病みつきになるオロロソマジック」
というタイトルで紹介されていたこの商品は、 ほのかな酸味と芳醇、とろけるフレーバーで
30年という歴史を感じさせる味わいです。
皆で病みつきになりましょう!
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