オスロイスク・ポートウッドフィニッシュ・11年
(スコッチ・モルトウイスキー) ¥800
この名前にピンと来た貴方は、かなりのモルト通ではないでしょうか。
『シングルトン』と云う名前で、日本のモルトファンの裾野を広げるのに貢献したウイスキーの蒸留所の名前です。
80年代終わり頃から、主に日本に向けて製品化されており、皆様の中には懐かしく思われる方も少なくないと思います。
『オスロイスク=AUCHROISK』では発音しづらく、消費者に覚えてもらいづらいと云う事で『シングルトン=唯一のもの』と名付けられたそうです。
ちなみに、日本では『オーホロイスク』、『オスロスク』と発音されていたりします。
もともと、『シングルトン』はシェリー樽とバーボン樽のそれぞれの樽で熟成されていた物を合わせ、再び熟成すると云う手法を用いていましたが、今回のウイスキーは再熟成にポートワインを熟成させた後の樽を使っています。
本来のスタイルである、スムースで甘い味わいにトフィーのような濃厚さが加わりました。
現在、この蒸留所は親会社が変わり、今後『シングルトン』の名で世にでる事はないそうです。
ジャン・フィユー・シガークラブ (コニャック・ブランデー) ¥950
カッコイ〜ボトルを発見しました。
コニャックの最高峰とも云われている『ジャン・フィユー』の新製品のひとつですが、すらりと伸びたボトルのネック部分にシガーリング、ボトルには煙をイメージしたプリントが施され、ラベルの中央には「不死鳥」が描かれ、マジでカッコイ〜のです。
中身はコニャックの特級畑『グランシャンパーニュ』産の25年熟成品。
バニラやアーモンド、チョコレートなどの香りが飲む物を酔わせます。
喉を通りぬけた後の余韻が長く、この間に鼻を通るシガーの香りと相まって至福の時へ誘ってくれます。(想像するだけでワクワクしてきます。)
もちろん、シガーぬきでも味わってみる価値は十分あります。
パイククリーク・ダブルバレル (カナディアン・ウイスキー) ¥700 再入荷
なんと、カナディアンウイスキーにも『ダブルウッドフィニッシュ』された物が登場です。
最低10年熟成された原酒を、『ヴィンテージ・ポートワイン(コバーン社)』の熟成に使った樽に寝かせ、約6ヶ月間再熟成させたそうです。
ボトルにも手が凝ってあり、木肌調の紙や麻紐を施し、ボトル壁面にはサンドブラストで商品名を削り込んでいます。ボトルをご覧になれば、コルビー社がこのウイスキーにかけた意気込みが感じられるはずです。
味わいは甘くフルーティ、暖かみを感じさせ飲みやすく仕上がっています。
新しいカナディアンウイスキーの時代を感じさせられるこの逸品、是非体験して下さい。
カルパノ・アンティカ・フォーミュラ (イタリアン・ヴェルモット) ¥850(45ml)
生産料が少なく、幻のヴェルモットといわれている逸品が入荷致しました。
『カルパノ』は古典的なイタリアンヴェルモットの味わいを頑なに守り通
している数少ないヴェルモットメーカーのひとつです。
イタリアではコマーシャルがながれ、街には綺麗にデザインされたポスターが貼られ、とても有名ですが、このメーカーの品揃えの中でも『アンティカ・フォ−ミュラ』はその生産量
の少なさから日本のみならずイタリアでもあまりお目にかかれません。
昔のイタリアンヴェルモットの味わいを再現するため、製造後すぐに出荷するのではなく、タンクの中で1〜2年間の後熟成がされています。
そのため、よりいっそうのコクと深み,そしてほのかな苦味が表現されています。
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