カティサーク・25年 (ブレンデットウイスキ−) ¥1850
今注目の世界一のウイスキーがやって来ました。
世界で唯一のウイスキ−専門雑誌「ウイスキ−マガジン」主催で先日行われた、ウイスキ−の世界一を決めるコンテスト「ベスト・オブ・ザ・ベスト2003」 今年はこのブレンデットウイスキ−が強豪を押し退け栄えある栄冠を手に入れました。
モルト人気で苦渋をなめてきたブレンデットウイスキ−が選ばれたことは、ウイスキ−業界では非常に意味のある事なのではないでしょうか。
バブル期前はご贈答用にさえなっていた『カティサーク』も今では低級品として扱われたりしています。(これはこの銘柄に限った事ではありませんが)
今回の結果により『カティサーク』のみならず、ブレンデットウイスキ−全体が注目され、製造業者も力を入れた商品を開発、発売をしてくるのではないでしょうか。
昨年『ニッカ・シングルカスク』がこのコンテストで世界一になって、日本のウイスキ−自体が世界的に注目を浴びたように。そうなってくれると嬉しいのですが。
何はともあれ、まずは世界一を味わってみて下さい。
25年物という事もありそこそこの価格ですが、精一杯頑張って値段を付けてみました。
決して期待は裏切らないはずです。
クレディタブル(クラガンモア)・25年・カスクストレングス 再入荷
(スペイサイド・モルト) ¥1500
見つけて来ました! 手ごろな値段の凄いやつ。
隠しネタをたくさん持っていることで定評のある、「ダグラスレイン」という瓶詰め業者による『オールドモルト・カスクシリーズ』です。
「瓶詰め業者=ボトラーズ」とはウイスキ−の蒸留所からウイスキーの原酒を樽ごと買い付け、独自の熟成方法により製品化し販売する専門の業者のことで、イギリスのみならずヨーロッパには数多くあります。
それぞれの会社ごとにコンセプトやこだわりがあり、「オフィシャル(蒸留所独自で製品化販売)」では作られないような、たくさんの興味深い商品を世に送りだし、モルトフアンの注目は年々増して来ています。
この『クレディタブル』はあえて本名を名のらずに、味わいだけで挑戦したチャレンジャーです。
ノンチルフィルターで着色や加水は一切していません。いうなれば樽の中の状態とほとんど同じという事です。
しかも、300本限定。
そんな希少なウイスキ−が、よくぞ遥々こんな東の果てまで来たものです。
ポートエレン・23年・カスクストレングス (アイラ・モルト) ¥1900
やっと入荷して来ました。待望の『シグナトリー(瓶詰め業者)のポートエレン』です。
以前、プライベートでこのウイスキ−を飲んだ時は、目から涙が流れるほどの感動をしたものです。
鼻腔を優しく撫でる香り、口の中で丸く膨らむ味わい、驚くほどの余韻の長さ、どれを取っても「マイウ〜」と唸ってしまうほどです。(ちょっと安っぽい表現になりました、ごめんなさい)
しかし残念ながら、このポートエレンの蒸留所は1983年に閉鎖されてしまいました。
ゆえに、今現在ポートエレンの値段はうなぎ上り、これからも値上がりが予想されます。
私もそうですが、この蒸留所の復活を願って止まないモルトフアンは数多くいる事でしょう。
カリラ・21年・カスクストレングス (アイラ・モルト) ¥1700
再入荷
これまた即決で仕入決定!
私のだぁ〜い好きな『カリラ』のオールドビンテージです。
これは『ユナイテッド・ディスティラー社』が数多く所有する蒸留所の中から、希少な原酒をヴィンテージを付けて製品化するという『レア・モルト・セレクション』というシリーズ物です。
このシリーズの『カリラ』は非常に評判が良くなかなか手に入りません。
味わいは、潮風を感じながら次々と変わっていきます。目をつぶって味わうと、まるで非現実的世界にいるように目の前の景色が変わっていくようです。
驚きはこれだけではありません。21年も熟成されながら非常にフレッシュな刺激を受け、そして余韻の長さに目眩すらします。ちょっと言い過ぎかも知れませんが決して嘘ではありません。
ぜひ試してみる価値は十分ありますよ。
ホセペマルティン・ヴィノ・デ・モスカテル (甘口シェリー) ¥600
濃〜いウイスキ−が続いたので、最後は“ほっ”とするシェリーをご紹介します。
このシェリーの原料であるブドウ品種はスペイン語で「モスカテル=Moscatel」、英語にすると「マスカット」です。そう、マスカットのあのフレッシュな甘い香りが楽しめるシェリーです。
マスカットを使ったシェリーは、スペインでは農家で地酒的に販売されたり、酒屋で量
り売りされたりしているのですが、瓶詰めされた製品は珍しいそうです。
甘口ですが『ペドロヒメネス』ほどのドロッとした甘さはなく、サラッとした爽やかな甘さです。
これは、締めくくりの最後の一杯として最高の飲み物ではないでしょうか。
アルコールがあまり得意でない方にも喜んでお飲み頂けるに違いありません。
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