『スプリングバンク ポートカスク・14年』(キャンベルタウンモルト)¥1100【税込】
アプリコットのフルーティーな香り、クリーミーでドライフルーツのような
甘い味、味わいのバランスが素晴しく、甘い余韻へと心地よく誘ってくれます。
この「スプリングバンク」の新作はシェリー樽で12年熟成させた後、新しい
ポートワインの樽で2年間も後熟成させています。 オフィシャルで出しているこのシリーズは毎回品質が良く安心して飲めますよね。
今回も間違いなく、スプリングバンク好きのみならず、甘口モルト好きな方は
必ずウットリとするはずです。
私はこのピンク色がかった液体を見ただけで、よだれが出てきました。
『ロングロウ・14年』(キャンベルタウンモルト)
¥1250【税込】
ピート香とホットケーキのような甘い香り、口の中ではチョコレートの甘さと
共にほろ苦さが拡がり、鼻からはピートの燃える煙が長い時間をかけて少しずつ
抜けてきます。
スモーキーモルト好きに絶大な人気を誇る『ロングロウ』のオフィシャル最新作
は通常のものより4年長い14年熟成品。 常日頃、スモーキーで個性的な「ロングロウ」の熟成が進んだのを味わってみた
いと思っていた私にとってこれは待望の商品、期待以上の味わいでした。
こんな旨いならもっと熟成させるとどうなるんだ? と欲が出てきます。
『カリラ・1990 ラムフィニッシュ』(アイラモルト) ¥850【税込】
「さわやかな春の海」 そんなイメージがこの香りに中にはあります。
滑らかでクリーミーな口当たり、やわらかくまろやかな甘さ、カリラ特有の
塩辛さ、これらがバランス良くからみ合い、うまく調和が取れています。
そして、ラムを連想させるバニラ香と共に、薫煙の香りがしばらく鼻から抜け
ません。
このモルトはバーボン樽での熟成後、ラム樽で仕上の熟成をさせました。
アイラモルトの中では比較的ドライでライトな「カリラ」がラムカスクによって、
味わい深さとふくよかさが増し、とても興味深い優れものとなりました。
『ヘブンヒル・10年 カスクストレングス』(バーボン) 再入荷 ¥900【税込】
バーボン通を唸らせる逸品が入荷しました。
スコッチのボトラーズメーカーとして一流の「ケーデンヘッド社」がバーボン
業界にも進出、オフィシャルでは出せない味わいの優れものをボトラーズの
強味で製品化させました。
バニラやメープルシロップのような甘く芳醇で力強い香り、ストレートで飲む
と落雷の刺激が走り、火炎放射機のように口から火を噴き、その後は穏やかな
長い余韻へと続きます。
「ヘブンヒル」といえば「ヘンリーマッケンナ」や「セントニック」等、
200銘柄以上に原酒を提供しているビッグブランド。 多種にわたる味わいの中で、これはピカイチの存在ではないでしょうか。
一樽分222本のみのボトリング、「世界中でこれを味わえるのは一握りの
人だけなんだァ〜」と、ジ〜ンとくる私でした。
『リニア』(アクアヴィット) 定番化 ¥650【税込】
揺りかごのように船に揺られて熟成させる。揺れる事により新しい味わいの息吹が
液体の中に芽生えるのか、それとも本来持っている眠らされた味わいを呼び覚ます
のか、とにかくアルコールにとって“揺れ”というのは間違いなく味わいと熟成に
変化をもたらしているようです。
この、ジャガイモで作られるノルウェー産のスピリッツは、蒸留する際に数種類の
ハーブにより香りを付け、シェリー樽に詰められ熟成させます。 その後、そのまま『TOBA号』という船に載せられ、オーストラリア往復の赤道
越え129日間の船旅をしているようです。
爽やかなハーブの香りとフルーティーな甘い香り、そして優しい喉越し。
貴方も船酔いではなく、味わいとアルコールに酔ってみませんか。
『ゴンザレス デルデューク アモンティリャード 30年』(辛口シェリー)
¥950【税込】
300年以上前の原酒がこの中には入っています。
というのは、その当時のアモンティリャードをスペインのある公爵から譲り受け、
それを少しずつボトリングし、樽の中の減った分を新酒で満たすという「ソレラシ
ステム」を100年繰り替えしていた為、理論的には当時の原酒がわずかながらも
含まれているという事です。
歴史を感じさせる味わいはとても高貴で洗練されていて、調和の取れた後味が長く
続き、とても醍醐味があります。 かの有名な「ティオペペ」を作る『ゴンザレスビアス社』が誇る最高級品だけあり、日本で飲めるアモンティリャードの中でも最高級品と言えるでしょう。
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