『マッカラン 1975』(スペイサイド
モルト) ¥1700【税込】
モルト愛好家の憧れ、マッカランの長期熟成28年物です。
「いつかは飲んでみたい、でも高くて手が出ないよ〜」 これは正直な私の気持ちです。共感してもらえますよね。
そんな貴方の為に見つけてきましたよ〜。 高品質で定評のあるボトラーズメーカーの老舗『ゴードン&マクファイル』の
オススメの1本です。
オフィシャルの長期熟成マッカランが品薄でなかなか日本に入ってこない状態が
しばらく続いていますが、今度はシェリー樽熟成のマッカラン原酒が不足してい
るそうです。
バーボン樽熟成原酒とバッティングした新シリーズを発売するなどして、
急場をしのいではいますが、今後が心配です。 従来のマッカランに慣れ親しんできた私としては、やはりフルーティーな
シェリー樽熟成でないと『マッカラン』という気がしません。
この機会に、往年の伝統的なマッカランを脳裏に刻んでおいて下さい。
『エドラダワー・ポートウッドフィニッシュ』(ハイランド
モルト) ¥1100【税込】
甘くフルーティーな『ポートワイン』熟成樽で熟成させたモルト2種類を
ご紹介します。
まずはこちら、特に女性の人気が高い『エドラダワー』の入場です。
アプリコット ジャムのような甘くフルーティな香りが立ち上がり、 エドラダワー本来の持ち味である花や香水のような香りと
バランス良く広がってきます。 余韻も長く、しばらく幸せ感が味わえます。
1993年蒸留の10年熟成、なんとも嬉しい『樽出し原酒』のアルコール56.5%。
残念なのが、ボトルサイズが通常の1/3の500ml、すぐに無くなりそうな・・・
気になる方はお早めに!
『アラン・ポートカスクフィニッシュ』(アイランズ
モルト) ¥900【税込】
子供の頃、『シロツメ草』の花を摘んでチュッチュと花の蜜を吸いませんでした?
まさしく、その当時のその味を思い出されるモルトです。
ハチミツや土のような香りも漂い、 「お花畑でハイキング」そんなシチュエーションが似合いそうな味わい、
余韻も心地良く漂うように流れてゆきます。
1997年蒸留の7年熟成、こちらも『樽出し原酒』でアルコール57.5%です。
特筆すべきは、この色合です。 ポートワインを連想させる鮮やかなルビーレッド、とてもウイスキーとは思えません。
以上2種類のポート樽熟成、それぞれ本来の特長がポートワインのニュアンスと
きれいに溶け合い、どちらも個性的に仕上がっています。 貴方はどちらを選びますか?
『ド カステルフォール 1965』(アルマニャック・ブランデー) ¥1100【税込】
枯れ葉が舞い散る季節になると、何故かブランデーが恋しくなるという方が
多くいらっしゃいます。
今回はそんな貴方に取って置きのブランデーをご紹介致します。
世界ニ大ブランデーの1つ『アルマニャック』の昭和40年物です。
ビックブランドが多いコニャックに比べアピール度では負けていますが、ブランデー通
の間では「アルマニャックこそ世界一に相応しい」と言われる程、品質的には決して負けていません。
フランス南西部、コニャック地方よりも南にあるアルマニャック地方、その中でも最上級畑の『バ-アルマニャック』でこのカステルフォールはつくられます。
アプリコットや梅酒、バナナなどのフルーティな香りがして、優しいアルコール感が舌の上で転がり踊ります。
熟成感もたっぷりと有り、優雅な余韻が心地良く続きます。
洗練された濃厚さが特長の『コニャック』と 軽やかな芳香さの『アルマニャック』、
貴方はどちらがお好みですか?
私と同じ生まれ年の1965年ヴィンテージ、私も感慨深く楽しませて頂きます。
『ペレイラ・ドリヴェイラ・ドセ・15年』(甘口マデイラワイン) ¥950(60ML)【税込】
先月入荷の辛口マデイラで美味しさの新発見をされた方に送る『甘口マデイラ』、
今月も新たな美味しさに感動して下さい。
ストロベリーのような爽やかな甘さ、その後を追ってやってくる微かな苦味と
柔らかな酸味、そしてコーヒーやアーモンドのような香ばしさ、その全てが
口の中でワルツを奏でます。
甘口といっても甘口シェリー程の濃厚な甘さはなく、あくまでもマデイラの領域
甘いものが苦手の方でも楽しめます。
「大西洋に浮かぶ楽園」と称される、ポルトガル領『マデイラ島』で作られる
このワインは、18世紀頃この島のワインを運ぶ船中での振動と船室の熱さの
影響でワインの酸化が進み、独特の風味をつくり出した事が発端。 現在はこのプロセスを、35〜50℃の加熱された倉庫内で3〜6ヶ月間
熟成させるという合理的な方法で行われています。
まずは飲んで、美味しさの確認をして下さい。
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